【速報】「動く実物大ガンダム」横浜でついに公開!見どころとポイントを写真と動画で徹底解説「ガンダムファクトリー横浜」

ついに『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』が報道陣向けに公開され、通称「動く実物大ガンダム」と呼ばれる1/1スケールのガンダムのデモが披露された。デモは内覧会用に制作された演出内容で、巨大なガンダムを起動、実際に歩行をはじめたときは多くの報道関係者たちが息を飲んだ。これほどの巨大なモビルスーツが動くのは圧巻。実際に目で見ないとこの迫力と感動はわからない、記事では伝えきることはできない、とさえ感じた。

(以下すべて ©創通・サンライズ)

ついに実物大ガンダムが動いた!!

圧倒的な迫力

巨大なボディにもかかわらず、滑らかな動きを実現


「翔べ! ガンダム」腰をかがめてからガンダム発進。横浜の大空に飛び立つかのような感動のシーン

この迫力は現地でその目で体験して欲しい。
一般公開は12月19日から2022年3月31日までを予定(メンテナンスのための休業の場合あり)。午前10時から午後9時までで最終入場は午後8時。料金は大人が1,650円、小人(7歳以上12歳以下)が1,100円。6歳以下は大人1名につき、3名まで無料。


最寄り駅は「元町・中華街」

人気アニメシリーズ『機動戦士ガンダム』の40周年プロジェクトとして始動した、実物大ガンダムを動かすこのプロジェクト。場所は横浜・山下ふ頭。最寄り駅は「みなとみらい線」の「元町・中華街」駅。山下公園方面の出口を出て、マリンタワーを通り過ぎ、山下公園に入って海側を見るとガンダムと格納ドッグが見えてくる。

マリンタワー付近の山下公園から海側を見るとガンダムの姿が見える

『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』の入り口。メディア内覧会に集まった報道陣

ゲートをくぐると突然見えた来る巨体。格納庫に収まるガンダム。

ついに現れた実物大ガンダム。鋼鉄製のフレームに外装はカーボン。関節自由度は全24自由度を持つ本物のロボットだ。

全高は18メートル。質量は約25トン。アニメではなく本物がそこにある。

巨大な身体は、安全のため「GUNDAM‐CARRIAR」と呼ばれる支持台座に連結されている。しかし、動作演出ではそれを感じさせない動きを披露する。
夜はライトアップが行われるという。


ガンダム格納庫の右に見えるのが「GUNDAM‐DOCK TOWER」の観覧席

横浜みなとみらいをバックに臨むこの角度より右側もフォトスポットだ




最大の見どころは動くガンダム

もちろん『GUNDAM FACTORY YOKOHAMA』の最大の見どころは実物大ガンダムによる動く演出だ。メディア内覧会では、運営のEvolving Gの佐々木新氏が登壇、「お台場に実物大ガンダム立像が立ったのが2009年。それから10年あまりが経過し、いよいよ動くガンダムを披露できる日がきました。本日、ガンダムが動きます」と語った。
今回、公開された演出プログラムは、メディア内覧会向けに組まれたもの。一般公開のプログラムとは異なる可能性がある。内容はガンダムが起動シークエンスを実行して成功、あたかも飛び立つような迫力あるシーン展開だった。

動くガンダムの演出がはじまった!

著者が見どころとして感じたのは、本当に各部がよく動くこと(もちろんアニメのようにキビキビとは動かない、しかし滑らかに、表情豊かに動く)。今回は手、足、首、更には腰の部分も動いて身体をねじる動きも実現されていた(これにはちょっと驚き)。起動と発進の演出が約6分強、発進するポーズをとったままの状態で数分間停止していて、更には格納する演出が約4分程度行われ、ここでは顔をやや横に向けて身体をねじるポーズも見られた。

デッキが動き、ガンダムが動けるように

起動シークエンスが完了するとガンダムの目に光が入る。モビルスーツが動き出す瞬間だ



ついにガンダムが動いた。

一歩踏み出したときの感動は言葉にならない

18mのモビルスーツが動くこの迫力はぜひその目で見て欲しい

この内容は、メディア内覧会用に制作された演出プログラムで、前述の通り、実際の一般入場時に展開される演出はこれとは異なる場合もある。また、展示期間中も何度か別の動作のプログラムが実施される予定なので、何度も足を運びたくなるかも・・。

毎時00分と30分にそれぞれ異なる演出が行われる

今回公開されたガンダム演出はガンダムの起動シークエンスを発動、各部のチェックが行われた後、格納デッキから発進を予感させるような動きをするという展開。一般公開ではほかのバージョンが見られるかもしれないのでお楽しみに。既に「ラストシューティング」シーン(ポーズ)もできることが発表されているが、メディア内覧会では公開されなかった。また、シーズンごとの特別な演出も予定されているというから楽しみだ。

ガンダムが顔を動かすシーンも見逃し厳禁。ガンダムと目が合った瞬間は身体に電撃が走ること間違いなし(ガンダム向かって右下から)


「動く実物大ガンダム」ここが注目ポイント

内覧会のガンダム演出ではガンダムの各部の関節が実に滑らかに動いていた。これを実現するのには多くの苦労があったかと思うが、その辺はガンダムの動作を担当したシステムディレクターの吉崎航氏、ご本人に直接聞いてみるのが一番だ。


そこで「この動くガンダムで特に頑張ったポイント」「注目すべきポイント」を聞いてみた。すると今回、ダイナミックな動作に目がいきがちだが意外とも言える回答が最初に返ってきた。「指にも注目してください。五指がすべて独立して動きます。今日の内覧会では、握るようなポーズや軽く手を開いた動き、指を少し立てたような動きが見られますが、それだけでなく、今後も様々な指の動きによる表現が披露できると考えています」


腰が動くのも個人的には意外だった。吉崎氏はそれに対して「腰には後ろから「GUNDAM‐CARRIAR」という支えが接続されているので、どうしても動きが制限されがちです。しかし、身体全体を前後に傾けたり、ひねりなどを組み合わせることによって、腰に支えがあることを感じさせない動きを実現する工夫をしました。頑張って作りましたのでその点もぜひ見てください」と答えてくれた。


更に「歩行の際に足の裏が見えるとカッコいい」という思いが吉崎氏にはあり、それを今回バッチリ取り入れている。「本体は足裏までカッコよくデザインしてもらったこともあり、今回の演出では左足の近くで見ていると足裏がチラッと見えます。立像では見られなかった足裏付きの迫力ある歩行シーンが見られると思います」と語った。

左からメディア内覧会に登壇した「GUNDAM GLOBAL CHALLENGE」(GGC)ディレクターズの石井啓範氏、吉崎航氏、川原正毅氏

18mもの巨大なガンダムを動かす上で、最もトルクがかかる重要な部分はモモや腰の部分。特にモモにかかる力は大きく、シリンダーを使って大きく減速してトルクを発生されている。今回のデモでは歩行するのに重要な要素になっているが、今後、新しいモーションが公開されたり、バリエーションがさらに増えていく可能性が高いので期待に胸が膨らむ。

■動く実物大ガンダム デモンストレーション メディア内覧会バージョン




ガンダムの顔と胸部が間近で見られる「GUNDAM‐DOCK TOWER」

もうひとつの見どころはガンダムの顔と胸部が間近で見られる「GUNDAM‐DOCK TOWER」だ。エレベータで5階と6階のドック部分に上がってガンダムを鑑賞できる。この観覧料金は別途3,300円となっている。

5階と6階にエレベータで上がってガンダムをパネル越しに見ることができる

正直な感想を言うと「ドックから間近で見ると案外、顔が小さいな」と感じた。真下からの迫力に圧倒されたせいかもしれない。更には筆者はドックにある可動デッキを歩いてガンダム本体を周れると想像していたのだが、実際はデッキには出られず、この角度から見たり写真を撮るのみの内容となっている。


ドックからの眺望は6階建てビルの高さに相当
©創通・サンライズ


ガンダムのコクピット搭乗仮想体験も

会場では、動く実物大ガンダムのカメラから見た実際のライブ映像が見られるガンダム搭乗の仮想体験も用意されている。これはソフトバンクが協力するアトラクションで、同社が提供している5G通信を使って行われている。これについては別の記事で詳しく解説したい。

会場ではそのほかに、限定商品も取り扱う物販コーナーやアカデミー「GUNDAM BASE -YOKOHAMA Satellite-」や、ガンダム関連メニューを提供するカフェも併設されている。ガンダムを見ながらショッピングや料理を楽しむことができる。


GUNDAM BASE -YOKOHAMA Satellite-






GUNDAM Café -YOKOHAMA Satellite-







動く実物大ガンダム写真













©創通・サンライズ

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神崎 洋治
神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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