「栃木県ABCプロジェクト」に埼玉工業大学の自動運転バスが参加 車両提供と技術を支援「自動運転バスに乗ろう@茂木町」6/6~

栃木県では『栃木県ABCプロジェクト』として、自動運転システム(【A】utonomous)を導入した路線バス(【B】us)本格運行を目指した挑戦(【C】hallenge)を行っている。

2021年6月6日より、同プロジェクトにおいて中心市街地の周遊性向上や日常生活における移動手段の確保を目的に、主な拠点施設間で自動運転バスを運行する実証実験を実施。
栃木県内においての自動運転バス本格運行を目指すもので、栃木県内居住者が乗車モニターを務める。なお、同実証実験で使用される車両の提供と技術支援は、埼玉工業大学が協力している。





自動運転バス実証実験概要

同プロジェクトでは、県内の路線において、R7(2025)年度に自動運転バスが本格運行し、多くの人に利用してもらえるよう、R2(2020)年度~R5(2023)年度の間、自動運転バスの実証実験を進める予定だ。なお、今回の実証実験は、2月28日から実施予定だったが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため延期されていたものだ。

実験日時 令和3(2021)年6月6日(日)~6月20日(日)まで
※9:00~16:00(1日5往復、10便を運行)※6月7日(月)と6月14日(月)は運休
運行区間 道の駅もてぎ~茂木駅~ふみの森もてぎ(往復約3.7km)
乗車定員 1便当たり9名(事前予約制、先着順)
運賃 無料
その他 6月6日(日)の午前10時から、知事等が出席する出発式を実施予定
運行区間 道の駅もてぎ~茂木駅~ふみの森もてぎ(往復約3.7km)




埼玉工業大学による協力

同大学では自動運転の研究・開発を積極的に取り組んでおり、全国各地の実証実験に参加し、昨年度は年間合計約3千kmの自動走行を完遂するなど開発を進めている。今回の実証実験では、同学が開発してきた後付けによる自動運転機能を搭載したマイクロバス(リエッセII)を車両提供し、一般公道の運行区間を自動走行する。また、大学発ベンチャーのフィールドオート社が技術支援し、同実証実験に協力する運びとなっている。

同大学と株式会社フィールドオートは、同実証実験運営主体である株式会社 建設技術研究所をはじめ、アイサンテクノロジー株式会社、損害保険ジャパン株式会社、株式会社ティアフォーとともに、高精度3次元地図とGNSS及びLiDARを用いた自動運転システムによるマイクロバスを運行する実証実験を実施。また、実験の目的に対して「走行安全性」「社会受容性」「ビジネスモデルの可能性」の観点から実験結果を検証するとしている。


埼玉工業大学の自動運転バスについて

マイクロバス「リエッセII」の車両の仕様は、大きさ628×221×281cm、重量4.9t、補助席含め24人乗り、4000ccのディーゼル車で、Autowareによる自動運転の実証実験用車両で、株式会社ミクニライフ&オートの全面的な技術協力により産学官連携で実現した。AIによる障害物の検知(識別・分類する)機能を強化して、複数のライダーやカメラの画像情報をディープラーニング(深層学習)により周囲環境としてAIで認識、障害物を回避して走行することも可能。なお、同自動運転バスは、「埼玉県スマートモビリティ実証補助金」に2年連続で採択されている。

■【動画】試験走行の様子(栃木県ABCプロジェクト公式Twitterより)
https://twitter.com/i/status/1400650867594829825

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ロボスタ編集部
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