OKI、北海道の渡島信用金庫に車両搭載用小型ATM「移動ATM車」を納入 地域の利便性を向上、災害時にも活用へ

沖電気工業株式会社(OKI)は、北海道茅部郡の渡島信用金庫に、移動ATM車用として小型ATM(現金自動預払機)を納入したことを発表した。同社は6月3日にも宮崎銀行に「移動ATM車」(一般車両搭載用小型ATM)を納入したことを発表していた。(関連記事「OKIが市販の商用バンに搭載できる「小型ATM」を宮崎銀行に納入 災害発生時に移動ATM車として被災地に派遣」)

渡島信用金庫は、ユーザーの利便性向上、災害や停電時のBCP(事業継続計画)と地域の金融インフラ支援を目的に、2021年5月24日から移動ATM車「おしま信金号」の運用を開始しているという。

渡島信用金庫本店と「おしま信金号」

移動ATM車により場所を問わずATMサービス(引き出し、預け入れ、振り込み、通帳記入、通帳繰越、残高照会等)を提供することができ、地域のユーザーへのサービス向上が実現できるとしている。北海道の金融機関への小型ATMの納入は初めてとのこと。

「おしま信金号」内部

小型ATMは、従来のATMを3つのモジュール(基本部、通帳部、紙幣部)に分割し、無線対応を可能にしたもの。このATMを市販の商用バンに搭載した「移動ATM車」は、従来の大型トラック等を使った金融機関の移動店舗では入れない細い路地や駐車スペースの狭い場所にも乗り入れることが可能で、さまざまな場所でユーザーにATM取引を利用してもらうことができる。また、大型車両運転手の手配などが不要で、導入コストや維持コストを大幅に削減できる、としている。

渡島信用金庫は、降雪期にも車内でATMが利用できるよう後部座席を改装した「おしま信金号」を地域のコミュニティ施設等に定期的に派遣。高齢者や来店が難しいユーザーにATMサービスを提供する考え。また、災害や停電により同信用金庫や他の金融機関の店舗や通常のATMでのサービスが提供できなくなった場合には、地域の金融インフラ支援として、該当地域への派遣も行うとしている。

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ロボスタ編集部

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