エアコン「つけっぱなし運転」vs「こまめに消す運転」どっちがお得?パナソニックが新常識と節約術を発表 夏本番前に必見!

2021年の夏は昨年より猛暑、暑い期間が長くなると予測されている。エアコン稼働が増えると心配なのは電気代。経済産業省資源エネルギー庁によれば、真夏のピーク時の消費電力の約6割はエアコンが占めるらしい。

パナソニック株式会社では、コロナ禍での昨夏の光熱費実態を調査するとともに、真夏におけるエアコンの「つけっぱなし運転」と「こまめに消す運転」の光熱費の違いについて、独自の実験結果をもとに検証した。

コロナ禍で光熱費が増えた人は4割以上
うち、7割以上の人がエアコンの使用が増えたと回答。


パナソニック独自の調査によると、コロナ禍の影響によって、昨年は例年よりも光熱費が増えたという人が多いという。昨夏のエアコンの24時間連続稼働運転回数は123%増加し、平均稼働時間も前年比1.2時間増加していることが判明した。



また550人の男女を対象に「コロナ禍の光熱費変動に関する実態調査」を実施したところ、4割以上(40.4%)の人が、コロナ禍でおうち時間が増えたことで、昨夏に前年より光熱費が増えたと回答。光熱費が増えた原因については、7割(76.1%)以上が「平日、週末ともに出かけることが減ったため」、半数以上(54.1%)が「自炊をすることが増えたため」と回答したという。





「つけっぱなし運転」派vs「こまめに消す運転」派どっちがお得?

エアコンは、こまめにオフにするより「つけっぱなし運転」の方がおトクになることがあるとも言われ、「つけっぱなし運転」が浸透しつつある。これは、室内の温度が高いときにエアコンの運転をオンにすると、部屋を急速に冷やすために多くのパワーが必要になるため。
いったん室内を適温にすればつけっぱなしでも少ない消費電力でキープできる。一方で、外出の度に冷房の運転をオフにしていては室温が外気温からの熱を受けて高温になり、帰宅してオンするたびに「強運転」となってしまい、消費電力が増えてしまう、という理由だ。

そこで、パナソニック独自のアルゴリズムを用いて、同じ外出時間でも外気温条件によって帰宅時の運転の消費電力が異なることに着目したシミュレーションを行った。その結果、冷房使用時において、住宅の断熱性、室内熱負荷などの環境によるものの、外気温が35℃以上の“猛暑日”のような場合は、室温が上昇しやすいため、「つけっぱなし」運転がお得。しかし、30℃程度までであれば、室内温度がそこまで上がらないため「こまめに消す」運転の方が電気代の節約につながることが分かったという。

※パナソニック調べ。室内温度26℃、冷房温度設定26℃でのシミュレーション結果。実際の電気代は、住宅の断熱性能やエアコンの設置環境等の使用条件によって異なる。

この発表をもう一度復唱すれば、夏日から真夏日(30度以上)の外出はこまめに消した方がお得、つけっぱなし運転よりも月に67%電気代が節約できる。35度以上の猛暑日はつけっぱなし運転がお得、という新常識が定着しそうだ。

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