パナソニック「PiiMo」に搭乗しながらXRコンテンツを体験できるライド周遊ツアーを提供開始

パナソニック プロダクションエンジニアリング株式会社(以下、PPE)は感動を与える移動エクスペリエンスとしてXRコンテンツを「PiiMo」(ピーモ)に搭乗しながら体験できるライド周遊ツアーの提供を開始することを発表した。


XRコンテンツを「PiiMo」に搭乗しながら体験

PPEはロボティックモビリティ「PiiMo」(最大5台)を活用し、さまざまな施設でライド周遊ツアーを可能にするイベントパッケージをスタジアムや水族館、博物館、遊戯施設、工場などの施設へ提案している。今回、この「PiiMo」にスマートフォン、タブレット、スマートグラスなどを用いてVR、AR、MRなどのXRコンテンツを上映する機能を搭載したモデルの提供を開始する。

参考写真:追従型ロボティックモビリティ「PiiMo」

これにより『モビリティ=移動』だけでない、革新映像・音響・ロボティクスをコアにして、ソーシャルディスタンスを確保した感動を与える移動エクスペリエンスの提供が可能になる。特に観光・エンターテイメント・レジャーなどの分野において、移動×ICT×XRによるライド周遊ツアーの新たな価値提供が可能になり、観光革新による地方創生のきっかけを作りだす。

「PiiMo」イベントパッケージのXRコンテンツとしては、パナソニック システムデザイン株式会社が開発した「Smart Town Walker」サービスを活用できる。「Smart Town Walker」サービスは専属のアバターがガイドを行うサービスで、案内業務の効率化・省人化と新しいツアー体験を実現する。「Smart Town Walker」サービスはこれまでにTsunashimaサスティナブル・スマートタウンでのタウン案内業務、新宿御苑や兵庫県洲本市での実証実験におけるガイド業務、万博記念公園内での自動運転車両を活用した周遊ガイド実証など、観光案内サービスとして活用され、専属アバターは設定した紹介スポットに入ると、“その場所ならではの情報”を複数言語対応の音声や映像、テキストで届ける。


「PiiMo」イベントパッケージのライド周遊ツアーではXRコンテンツにより「手ぶらライド」としてその魅力を存分に発揮していくとともに、社内外のXRコンテンツ事業者との連携により、映像演出等、更なる新しいツアー体験を提案していく予定。

パナソニックは今後も様々なシーンで「PiiMo」やXRを活用していくとともに、非接触、ソーシャルディスタンスといった新しい生活様式におけるイベントに誰もが分け隔てなく楽しめる新たな体験の機会を提供していく。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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