つくばエキスポセンター 地産地消「ロボットカフェ」夏休み期間限定オープン 配膳ロボット「Servi」が料理を届ける

つくばまちなかデザイン株式会社は「つくばエキスポセンター」と「つくば市出身のシェフ大井氏」と連携し、夏休みの来館者や市民が楽しめる期間限定の地産地消ロボットカフェ「ほしまるカフェ」をオープンすることを発表した。




「地産地消ロボットカフェ」期間限定でオープン

つくば市ではつくば駅に近接している中央公園とつくばエキスポセンター周辺を子どもから大人まで楽しめる憩いの場とすることを検討していることから、同社がその一部を担えるようつくばエキスポセンターを運営する「公益財団法人つくば科学万博記念財団」と意見交換を実施している。

今回、その一環として、同社及び「つくば科学万博記念財団」、「つくば市出身のシェフ」が連携し、つくばの食材をふんだんに活用した料理を配膳・運搬ロボット「Servi」(サービィ)が届けるサイエンスシティつくばならではの体験ができる地産地消ロボットカフェを夏休みの期間限定としてオープンする。夏休み以降は継続することも検討しているが、詳細については決定次第つくばまちなかデザインのホームページ等で告知される。


配膳・運搬ロボット「Servi」(サービィ)

スペースシャトルプレート 600円(税込)

つくば鶏カレー 700円(税込)

ロボットカフェ「ほしまるカフェ」の概要

営業日時 2021年7月29日(木)〜8月31日(火)午前10時〜午後5時
*8月10日〜15日は宇宙飛行士選抜試験開催のため休業
場所 つくばエキスポセンターカフェスペース(茨城県つくば市吾妻2丁目9)
*入館料なしで誰でも利用可能。
特徴 1.つくばの食材をふんだんに使ったおいしい料理を提供する。スペースシャトルプレートなどのこども向けメニューもたくさん用意している。
2.つくばらしくロボットが働いている。
メニューの一例 お子様メニュー:スペースシャトル型お子様プレート、ほしまるカレーなど
大人メニュー:つくば鶏カレー、煮込みハンバーグ、筑波ハムのサンドイッチなど
その他、テイクアウト、デザート、ドリンクを提供予定
つくば市出身のシェフ大井氏がカフェを運営 つくばまちなかデザインは、つくばのまちなかをここにしかない魅力あるまちに変えることを目指し、地域で活動する方と連携した事業を実施している。同社はカフェの全体コンセプトの検討やつくばエキスポセンターとの調整、カフェ運営計画の検討等の全体プロデュースを担当しているが、「ほしまるカフェ」の運営はつくば市出身のシェフ「大井 健司」氏が担当する。

シェフ「大井 健司」氏の経歴
1984年生まれ つくば市出身(並木中学校卒業)
市内のレストランで勤務後、
2013年  イタリア 一つ星レストランなどで修行
2014年〜 都内のフレンチや神戸の三つ星レストランでの修行などを経て、麻布十番「courage」や西麻布「ahill azabu」でシェフを務める。
2021年~ 地元つくば市に拠点を移し、レストラン経営の他、フードロス問題に取り組む活動や、日本各地の生産者と一緒に地域の魅力を発信するイべントなども行う。


「つくばエキスポセンター」とは

つくばエキスポセンターは最新の科学技術や身近な科学などに親しむことができ、世界最大級のプラネタリウムや科学・技術に関する体験型の展示物を備え、見て、触って、楽しく学べる科学館。1985年「人間・居住・環境と科学技術」をテーマに筑波研究学園都市で「国際科学技術博覧会(科学万博―つくば’85)」が開催され、我が国各界各層の協力と世界各国の参加を得て、開催趣旨である科学技術に対する国民的な理解の向上、科学技術を通した国際親善への貢献、筑波研究学園都市の育成等において多大な成果を上げた。つくばエキスポセンターは科学万博を記念する恒久施設として建設され、我が国の科学技術の研究開発の現状などを紹介し、博覧会終了後は、科学館として再オープンしている。

ABOUT THE AUTHOR / 

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

PR

連載・コラム