サービスロボットの安全規格、設計、運用などの基礎知識を習得できるeラーニングサービス 日本品質保証機構が提供開始

一般財団法人 日本品質保証機構はeラーニングサービスの新コースとしてサービスロボット関連3コースの提供を開始したことを発表した。

近年、社会的な課題の一つである労働力不足の解決手段として、さらには新型コロナウイルス感染症拡大によるニューノーマルに対応した非接触でのサービス提供実現のため、さまざまな場面でサービスロボットの利活用が注目されている。同コースは安全規格の観点からサービスロボットの設計または運用において必要な基礎知識を習得できる内容となっている。eラーニングサービスは24時間いつでもアクセス可能であり、受講者が自身の都合に合わせて学習を進めることができる。


機械類のリスクアセスメント解説コース

機械類の安全性に関するリスクアセスメント規格ISO 12100について学べるコースで、サービスロボット開発の観点から解説する。リスクアセスメントの手法について学びたい人におすすめ。




ISO 13482:2014規格解説コース

サービスロボットの安全性に関する規格ISO 13482について学べるコース。サービスロボットに求められる安全要求について学びたい人におすすめ。




JIS Y 1001:2019規格解説コース

ロボットサービスの運用者(ロボットサービスプロバイダ)が、サービスロボットを安全に運用するための規格JIS Y 1001について学べるコース。ロボットサービスにおける安全マネジメントシステムについて学びたい人におすすめ。


一般財団法人日本品質保証機構(JQA)について

1957年の設立から、一貫して日本のものづくりとサービス産業の発展を検査や試験、検定や認証サービスで支えてきた日本の代表的な認証機関。2009年、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の「生活支援ロボット実用化プロジェクト」に参画する。同プロジェクトを通じてISO 13482規格策定活動に参加し、同規格に基づく認証制度の開発を担当。2013年2月に世界で初めて認証を行い、以来、認証サービスを展開している。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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