ロボットがお弁当、休憩所、ゴミ箱を運ぶ 「Furiuri」西新宿エリアで実証実験 2022年1月中旬から飲食物などを販売予定

さまざまなサービスを提供するユニットを搭載し、必要に応じて載せ替えることができる「Furiuri」の実証実験が西新宿エリアで行われている。2022年1月上旬までは安全に歩道を走行するためのテスト走行が行われ、2022年1月中旬からはFuriuriのサービスユニットに搭載された飲食物販売などのサービスを提供する予定。


ヒトを追従して走行する「Furiuri」

Furiuriは東京都が公募した「西新宿エリアにおける5Gを含む先端技術を活用したスマートシティサービス実証事業」に採択された、ヒトを追従して走行するパレットを活用した移動体サービスの実証事業。Furiuriはサービスユニットを載せ換え、任意の場所でサービスを提供することが可能。これにより、固定された都市機能を利用するためにヒトが移動する、という従来のスタイルから都市機能もヒトも移動する新しい街のあり方を提案する。たとえば、人気のない路地裏に休憩スペースと軽食を用意し、ITサービスを活用して地域の人達に周知することで一時的に街の導線を変える、といったことができるかもしれない。

今回の実証事業では事前に定めた場所での限定的なサービス提供となるが、実証事業で得る経験をもとに、機動性の高い多様なサービスの提供を目指す。

Furiuriには安全に走行するための機能がいくつかある。その1つとして5Gを活用して映像を送信し、サーバ側のAIにより衝突の可能性がある歩行者を検知し自動で停止することができる。


2021年3月末まで実証実験

2022年1月上旬までは安全に歩道を走行するための試験走行が行われ、段差や傾斜路で安定して走行できるか、混雑時でも歩行者に迷惑にならない走行が可能か、といった確認を行う。試験走行で安全性が確認できた後にはFuriuriのサービスユニットに搭載された飲食物販売などのサービスを提供する本運用を行う予定。

2021年3月末までの実証実験期間中には以下のサービスを提供する予定。

・西新宿エリアでのFuriuriの走行
安全に配慮をしながら、西新宿エリア全域を走行する。

・飲食物の提供
西新宿の飲食店が製造したお弁当をFuriuriがピックアップし、販売地点まで搬送。西新宿の決められた地点で飲食物を販売する。

・休憩場所の提供
西新宿の決められた地点までベンチを搬送し、一時的な休憩場所を提供する。

・ゴミ箱の提供
西新宿の決められた地点までゴミ箱を搬送し、お弁当などのゴミが捨てられる環境を提供する。

Furiuri 運用企業
アビダルマ株式会社/NH研究所/東京電力パワーグリッド株式会社

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山田 航也
山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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