SB C&S AIを手軽に学べる・作れる・試せる「AIMINA」のフリートライアルプランを提供開始 通常プランは2022年5月を予定

SB C&S株式会社は誰でもAIを手軽に「学べる・作れる・試せる」クラウド型AIプラットフォーム「AIMINA」(アイミナ)を3カ月間無料で使用できるフリートライアルプランの提供を2022年1月25日から開始することを発表した。フリートライアルプランを通して、「AIMINA」へ関心を持っていた人が料金を気にすることなく実際に機能を試すことができる機会を提供する。なお、通常プラン(有料)は2022年5月からの提供を予定する。(上の画像はホームページより引用)


AIを手軽に「学べる・作れる・試せる」

「AIMINA」はビジネスの現場でAIを活用したい具体的なアイデアはあるものの、開発方法が分からない人が、手元のデータでAIモデルの開発を試すことができるAIプラットフォーム。企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に向けたAI活用促進においても、Pythonなどのプログラミングが分からないビジネス現場の人がノーコードでAIの活用にチャレンジすることが可能。


また、地方の労働人口減少が進む中、各自治体においてもDX推進に向けたAIの活用ニーズが拡大しており、地場の中小企業活性化支援にAIの活用が急務となっている。さらに教育機関ではAIやビッグデータ活用の素養を身につけるため、大学生、高等専門学校生を対象とした初級レベルの標準カリキュラムを策定している。SB C&Sは全ての産業におけるDX推進の支援を行うため、今後さらに「AIMINA」の開発に注力していく、としている。


「AIMINA」の特長

・AIを学ぶ・探す
「AIMINAポータルサイト」では、AIの基礎的な知識からビジネスにおけるAI活用事例まで、AIプロジェクトを始める際に役立つ情報を提供する。

・AIを作る(学習)
画像を使った外観検査、データを使った需要予測、問い合わせデータからAIチャットのエンジンなど、業種や職種、目的を選ぶだけで、エンジニアやデータサイエンティストの手を借りずにノーコードで簡単にAIモデルを作成できる。

・AIを試す(推論)
作成したAIのモデルを選び、実際のデータを使用して「AIMINA」上で試すことができる。

・さまざまな利用シーンに対応
画像処理、自然言語処理、時系列解析、異音検知など、異業種のさまざまな利用シーンに活用可能なAIモデルの作成をできる。
【実装AIリスト】 ※2022年1月25日時点

AIごとの推奨登録データ量について
・画像分類(Image Classification)/異常検知(Image Generation)/物体検知(Object Detection)
プランごとに設定されている「1度に登録可能な最大データ容量」の容量内

・文書要約(Summarize)
2万文字以内

・文書分類(Text Classification9
全ての文書数が合計で300以上3,000文書以内、または10MB以内

・質疑応答 1問多答(Question Answering)
AIMINA指定Excelフォーマット内各シートの最大行数が2,000行以内

※上限以上のデータを登録した場合、利用中のプランによっては学習中にエラーとなる可能性がある。


フリートライアルプランについて

フリートライアルプランの申し込みを受け付けは2022年1月25日~3月31日まで。申し込みが一定数を上回った場合、一時的に申し込みを制限することがある。フリートライアルプランは利用可能なユーザー数・時間・データ容量、AI(アルゴリズム)および一部の機能とコンピューティングリソースに制限がある。通常プラン(有料)は2022年5月からの提供を予定。リートライアルプランを利用後、引き続き同一アカウントで通常プラン(有料)をお申し込みされるお客さまは、フリートライアル中に作成したAIモデルを利用できる予定。

関連サイト
AIMINAポータルサイト

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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