遠隔操作のアバターがオフィスビルで地産地消野菜を販売 多様な人財が活躍できるフィールドの整備へ JR西日本とAVITAが連携

JR西日本グループの障がい者雇用を推進する特例子会社である株式会社JR西日本あいウィルと、JR西日本グループのオープンイノベーションを推進する株式会社JR西日本イノベーションズは、AVITA株式会社と連携の上、オフィスビルにおけるアバター接客付き地産地消野菜販売を行うことを発表した。

この取り組みはJR西日本本社ビル利用者(社員等)向けの実証実験であるため、一般の人は来場できない。今後は一般の人も利用できる場所(駅等)での実施を目指す。


リモートアバター接客サービスで多様な働き方の創出を目指す

今回の取り組みはあいウィルとイノベーションズが共同で推進する「地産地消」「安心・おいしい」と「障がい者活躍」「農福連携」をキーワードに駅にて近郊の新鮮野菜を販売する「○○駅の八百屋さん」事業における新たな取組みであり、大阪大学石黒教授の20年以上の研究で得られた知見とAVITAが開発を行ったリモートアバター接客サービスにより、新たな購買体験と多様な働き方の創出を目指す。


また今後、同取組みを皮切りに、JR西日本グループにおける多様な人財が活躍できるフィールドの整備を加速させ、人と技術が融合し、誰もが参画し活躍できる社会と環境の整備を進める。


実施概要
目的 ・デジタル技術を活用した多様な人財が活躍できるフィールドの整備、障がい者が活躍できる場の更なる拡大
・アバターを活用した新たな購買体験の社会実装
・農産物生産者と消費者双方の課題を解決する「地産地消」の積極的推進
日時 2022年3月7日(月)~3月11日(金)、3月14日(月)~3月18日(金)
各日11:00~19:00(※初日のみ16:00開始を予定)
場所 JR西日本本社ビル
内容 リモートアバター接客サービスによる遠隔接客付き無人販売形式での八百屋店舗の営業
オンライン事前予約受付も一部の期間中並行して実施
備考 JR西日本本社ビル利用者(社員等)向けの実証実験であるため、一般の人は来場できない。
今後は一般の人も利用できる場所(駅等)での実施を目指す。

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山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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