川崎重工のヒューマノイド「カレイド」と「フレンズ」のデモ公開 人とロボットが協働し、ともに暮らす未来を提案
ウマ型のトランスフォーマー四脚ロボットで話題になっている川崎重工。国際ロボット展の川崎重工ブースでは2種類のヒト型ロボットが展示され、デモも披露されている。「RHP Kaleido」と「PHP Friends」だ。
Kaleidoは高所作業をデモ
「RHP Kaleido」の最新版は身長179cm、体重83kg、軸数は34。5km/hで歩行することができ、人並み以上の腕力で、可搬重量60kgという。バッテリーで駆動する。
鉄塔や風車などの建設現場での高所作業や、人が立ち入るのには危険な場所でのメンテナンス作業などが活躍の場として想定されている。デモンストレーションでもそのようなユースケースを想定して実演が行われた。
■ デモ動画
Friendsは介護現場での活用を想定
「PHP Friends」は身長168cm、体重54Kg、軸数30(ハンド10軸をのぞく)。可搬重量10kg、歩行速度3km/h、バッテリーで駆動する。
人手不足が深刻な介護現場でのヒューマノイド活用を想定したデモが行われた。車イスを押して、人とコミュニケーションを取りながら散歩し、人とロボットが協働する生活を行う、未来の1シーンを実演した。
■ デモ動画
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。