【速報】ソニーが新しいAI会話ロボット「poiq」(ポイック)を公開 雨宮天と研究員が1年かけてバディに育成 研究員には実機を送付

かねてよりソニーが「新プロジェクト」として4月4日に発表を予告していた謎の「poiq」(ポイック)は、新しいエンタテインメントロボットだということがわかった。市販は未定、研究員を一般募集して、会話機能等の育成を行う(参加費5,000円(税込)、poiq本体は参加費に含まれる)。

特設ホームページと、YouTubeチャンネル「雨宮天のてくてく天ちゃん」(チャンネル登録者数 13.7万人)で公開した。

人間のバディを目指す「poiq」におしゃべりと知識を教えるプロジェクト「天ちゃんのpoiq研究所」と題して「みんなも研究員になって、天ちゃんと一緒にpoiqを育てよう!」と呼びかけている。

■【雨宮天 研究リーダーに任命!】目指せ、最高のバディ!|天ちゃんのpoiq研究所#1

「poiq」については、ソニーが開発中のエンタテインメントロボットで、人間に寄り添うバディになるため、日々勉強中。好きなものを質問したり、今日何をしたか尋ねたり、あなたを知って理解しようとする。一年掛けて、雨宮天さんと一般募集の研究員が「poiq」を育成するプロジェクトとなるようだ。

表情豊かな顔、会話機能、移動できる機構等を持っているようだ。




poiq(ポイック)の主な仕様

※仕様は発表日現在の情報です。製品仕様は予告なく変更することがある。
名称
 ”poiq”(ポイック)
型番
 CER-1000
可動部(自由度)
 顔:3軸 ホイール:2軸
キースイッチ類
 電源ボタン 音量ボタン(+、-) WPSボタン(Wi-Fi Protected Setup™)
LED
 目(白×8、RGB×6) 電源/充電LED Wi-Fi LED Bluetooth LED お知らせLED コミュニケーションLED
カメラ
 カメラ×1
端子類
 USB Type-C®端子×1
サウンド
 スピーカー、マイク×4
センサー類
 6軸検出システム×2 (3軸ジャイロ・3軸加速度)
 ToFセンサー×6 ミリ波レーダーセンサー 近接センサー
消費電力
 約4W
連続稼働時間
 約180分
バッテリー容量
 16.4Wh
外形寸法
 直径約72mm×高さ約118mm(突起部を除く)
重量
 約410g
通信方式
 Wi-Fi:IEEE 802.11a/b/g/n Bluetooth®:4.2

※poiqは、ソニーグループ株式会社、またはその関連会社の商標または登録商標

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神崎 洋治

神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。

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