NTTドコモ モバイル社会研究所は、2022年1月にスマホ・ケータイ所有者のSNS利用動向について調査を実施し、その結果、スマホ・ケータイ所有者のうちLINE利用率は81.6%と相変わらず高い水準にあり、他のSNSより利用されていることがわかった。また、10代ではTikTokの利用率が約4割と、Facebookの利用よりも高い結果も出た。
LINEの利用率が81.6%で圧倒的
代表的なSNSのLINE、Twitter、インスタグラムFacebook、TikTokの利用率(月に1回以上利用)について調査した結果、LINEが最も多く81.6%となった。
続いてTwitterが 41.6%、インスタグラムが35.6%、Facebookが24.4%と続いた。また若年層に人気があるTikTokも8.5%の利用率があった。
LINEが全世代で利用率が高い・10代で4割がTikTok利用
年代別のSNS利用率を見てみると、LINEが10~70代まで全ての年代で幅広く利用されていることが確認できた。10代~50代で8~9割の方が利用しており、60代でも76.4%、70代でも69.0%とシニア層にも浸透している。
LINEの次に利用率が高いのはTwitterで、10代で約8割、20代で約7割が利用。若年層に人気があることがうかがえる。インスタグラムも若年層を中心に人気があり、10~50代までFacebookよりも利用率が高い。Facebookは全世代で1~3割程度の利用率に留まる。
TikTokは若年層の女性に人気があり、10代の利用率39.3%とFacebookよりも高い結果が出た。
調査概要 「2021年一般向けモバイル動向調査」
調査方法 Web
調査対象 全国・15~79歳男女
有効回答数 7,050
サンプリング QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。
調査時期 2022年1月