ソフトバンクロボティクスが日本ロボット学会「第14回ロボット活用社会貢献賞」受賞  配膳・運搬ロボットの普及・浸透への貢献を評価

ソフトバンクロボティクス株式会社は、2022年9月7日に開催された第40回日本ロボット学会 学術講演会において、「第14回ロボット活用社会貢献賞」を受賞したことを同月16日に発表した。

同賞は、「ロボット活用社会」の実現に向けて、ロボットを様々な形で社会に普及・浸透させ、社会の変革に大きく貢献した団体や個人の活動や知見を顕彰し、さらなる活用を促進させることを目的に制定しており、今回の受賞は、同社が提供する配膳・運搬ロボット「Servi(サービィ)」および「Keenbot(キーンボット)」を通じ、ロボットの社会への普及・浸透に貢献したことが評価されたことによるものだ。


2022年9日 第40回日本ロボット学会 学術講演会表彰(同社FoodDX事業統括部 統括部長 畑 達彦 氏 出席)より


受賞ロボットについて

同社は、2021年2月より「Servi」の提供を開始し、2022年6月時点で約300ブランドに導入されている。2022年には「Keenbot」の提供も開始。利用店舗規模や使用環境、配膳容量などに合わせて適切で柔軟な製品提案を行うことで、配膳・運搬ロボットの普及・拡大に努めており、その実績が評価され、このたびの受賞となった。同社は、今後も、ロボットによる新時代の接客の形を提案しながら、人手不足・生産性向上などの課題解決をサポートしていくと述べている。

■【動画】90秒でわかる!「Servi」の魅力

■【動画】Keenbot | 湯快リゾート 様



製品仕様

▼「Servi」

本体サイズ D462 x W486 x H1046 (mm)
本体重量(バッテリー内蔵) 約35kg
トレイ寸法 (丸型) 3段 ※上段 /中段:直径400㎜(底面:直径376㎜) ※下段:直径368㎜(底面:直径322㎜)
通過幅 60cm以上
最大搭載重量 合計最大30kg-上段/中段:最大10kg-下段:最大25kg ※利用環境や利用方法によって積載可能な重量は異なる
ナビゲーション方式 SLAM
設定可能走行速度 0.1〜0.6m/s ※積載物や環境により、安定して運搬できるSpeedは異なる
段差 0.5cm以下
スロープ 原則走行不可
バッテリー容量 AC100~240V 50/60Hz
充電時間 4h ※電源OFF状態での充電
稼働時間 10~12h ※利用者の環境により前後する可能性あり
対応言語 日本語、英語、韓国語

▼「Keenbot」

本体サイズ W502 x D529 x H1205 (mm)
本体重量(バッテリー内蔵) 約55kg
トレイ寸法 (長方形型) 4段 / 段数と高さは変更可能 ※上段:幅384*奥行482(内寸)
通過幅 80cm以上
最大搭載重量 合計最大40kg / 各段の最大積載量は10kg-下段:最大25kg ※利用環境や利用方法によって積載可能な重量は異なる
ナビゲーション方式 ・天井​マーカー ※対応可能天井の高さ:最大5mまで、・SLAM(Keenbot Laser)
設定可能走行速度 0.1〜0.9m/s ※積載物や環境により安定して運搬できるSpeedは異なる
段差 1cm以下
スロープ 5度 ※積載物や環境により、安定して運搬できる傾斜は異なる
バッテリー容量 AC100~240V 50/60Hz
充電時間 7h ※電源OFF状態での充電
稼働時間 11~14h ※利用者の環境により前後する可能性あり
対応言語 日本語、英語、中国語、韓国語


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ロボスタ編集部

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