Amazon、新モデル「Echo Dot」(第5世代)と「Echo Dot with clock」を販売開始 音質とLED等進化、「Matter」対応

Amazonは、リビングやキッチン、デスク、ベッドルームなどご自宅のお気に入りの場所に溶け込み、春からの新生活をより快適でスマートにする機能を搭載した「Echo Dot」(第5世代)と「Echo Dot with clock」(第5世代)の日本での発売開始を2023年2月1日に発表した。前世代モデルと比較して最大2倍の低音を実現し、温度センサーやモーション検知、タップ操作の機能等を搭載した。また「Echo Dot with clock」のLEDディスプレイもアップグレードした。

「Echo Dot」(左)は、価格7,480円で、チャコール、グレイシャーホワイト、ディープシーブルーの3色展開。「Echo Dot with clock」(右)は、価格8,480円(いずれも税込)、グレイシャーホワイトとクラウドブルーの2色から選べる

どちらの機種も、2月1日から予約受付を開始し、2月14日(火)より出荷開始を予定している。なお、一部の家電量販店でも購入可能予定だ。



今回の発売に関して、Amazon Alexaデバイス バイス・プレジデントのネディム・フレスコ氏は次のように述べている。

Amazon Alexaデバイス バイス・プレジデント ネディム・フレスコ氏

Echo DotとEcho Dot with clockは、お客様が必要なときは暮らしをより便利にし、必要でないときは背景に溶け込む『アンビエントインテリジェンス』のビジョンを念頭に設計されています。コンパクトなデザインでありながら音質が向上し、新たに搭載されたセンサーと技術によりお客様は暮らしのより多くの場面でシームレスにAlexaを利用することができます。」




新世代のEcho Dot、Echo Dot with clockの主な特長

第5世代では、10%大きくなったスピーカーによる、よりクリアなボーカル、より深い低音、そして鮮やかなサウンドを実現している。


「Echo Dot with clock」の新しいドットマトリクスLEDディスプレイは、天気アイコンや曲名なども表示可能。温度センサー内蔵で、Alexa対応スマートホーム製品(別売)と事前の設定を行えば、設定温度を超えたり下回ったりした際にエアコンや扇風機などを自動で操作できる。 なお、同ディスプレイの日本語表示はカタカナのみ。また、アーティスト名・曲名の表示については一部のみ対応となっている。



コンパクトなのに響く低音・高音質

新たに設計されたEcho DotとEcho Dot with clockは、前世代のコンパクトな球体デザインはそのままに、10%大きくなった44㎜スピーカーを搭載し、音質が向上した。よりクリアな高音と、前世代比最大2倍の深みのある低音を実現し、お気に入りの場所に置くだけで、自宅での音楽体験をより豊かなものにしてくれる。また、これら2台があれば、ステレオサウンドのほか、Fire TVシリーズ*1との組み合わせで迫力のあるホームシアターを手軽に楽しめる。


温度センサー・モーション検知機能を搭載

Echo DotとEcho Dot with clockは、新たに温度センサーを搭載。室温の変化に伴いエアコンや扇風機を自動でつけるようにするなど、環境に応じたAlexaによるスマートホーム体験が可能になった。また前世代のデバイス同様にモーション検知機能を搭載し、部屋に入ると照明が自動的に点灯するなどのスマートホーム体験も可能だ(※別売のAlexa対応スマートホーム製品と事前の設定が必要となる)。


タップ操作が可能に

Echo DotとEcho Dot with clockは、新たにデバイスの上部をタップするだけで音楽の一時停止や再開、タイマーを止めたり、通話を終了したりすることが可能になった。ベッドルームでもう少し寝ていたい時は、枕元に置いたデバイスをタップすればアラームをスヌーズすることもできる。


Echo Dot with clockのLEDディスプレイが進化

Echo Dot with clock(第5世代)は、5×21のLEDドットマトリクスディスプレイを搭載し、情報がより見やすく進化した。従来の時間やアラームだけではなく、天気アイコンや曲名、アーティスト名なども表示できる。



スマートホームデバイスの標準規格「Matter」wi-fi経由での対応開始

Echo Dot(第5世代)とEcho Dot with clock(第5世代)を含む 17種類のEchoデバイス(※)で、Androidアプリでのセットアップを対象にスマートホームデバイスの標準規格「Matter」のWi-Fi経由での対応を日本国内でも開始した。今回のMatterへの対応は、スマートホーム製品のセットアップを容易にして使いやすくし、互換性を高めることを目的とした第一歩で、今後iOSやThreadでの利用や対応デバイスの拡充をはかる予定となっている。詳しくはこちら(Amazon公式)

全17種類対応
Echo Dot (第5世代)、Echo Dot (第5世代) with clock、Echo Dot(第4世代)、Echo Dot (第4世代) with clock、Echo Dot (第3世代)、Echo Dot (第3世代) with clock、Echo (第4世代)、Echo (第3世代)、Echo Studio、Echo Show 15、Echo Show 10 (第3世代)、Echo Show 8 (第2世代)、Echo Show 8、Echo Show 5 (第2世代)、Echo Show 5、Echo Input、 Echo Flexの全17種類対応

プライバシーに配慮した設計
Echoデバイスは、何重ものプライバシー保護対策を用いて設計。マイクのオン/オフボタンや音声録音の削除機能の提供など、ユーザにはAlexaの利用における透明性、及びコントロールが確保される。詳しくはこちら
環境に優しい設計
本日新たに発表されたEcho Dot(第5世代)とEcho Dot with clock(第5世代)の2製品は、再生利用ポリエステル糸100%と再生利用プラスチックを56%以上使用するなど、サステナビリティを考慮した設計を採用。これに加えて、デバイスを使用していない間の消費電力を抑制する低電力モードを搭載。

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ロボスタ編集部

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