アイリスオーヤマが湿式の業務用床洗浄ロボット「Scrubber 50 Pro」販売開始 洗浄・磨き・拭き掃除を全自動で行う

アイリスオーヤマ株式会社は、ソフトバンクロボティクス株式会社とグローバルパートナーシップを結ぶGausiumの業務用全自動床洗浄ロボット「Scrubber 50 Pro(スクラバー フィフティ プロ) アイリスエディション」の国内販売を2023年4月10日から開始した。
アイリスオーヤマは、乾式(バキューム式)の業務用床清掃ロボット「Whiz i アイリスエディション」をこれまで販売してきているため、「Scrubber 50 Pro」の追加で、乾式と湿式の両方式をラインアップすることになる。


「Scrubber 50 Pro アイリスエディション」の特長

労働人口が減少するなかで高騰する人件費や従業員不足が課題となる一方で、新型コロナウィルス感染対策を契機として、様々な施設を清潔に保つニーズは高まっており、清掃ロボットの需要は引き続き拡大している。


今回販売を開始する「Scrubber 50 Pro アイリスエディション」は、床の洗浄、磨き、拭き掃除を行う湿式の全自動業務用床洗浄ロボット。特長は以下の通り。

1.床の洗浄、磨き、拭き掃除の3つを全自動で行い清掃を省人化

床面や汚れに合わせて複数のブラシ・パッドが選択でき、水を用いて最大25kgの圧力で強力に洗浄。特に、床面にタイルを採用している施設ではより高い効果が期待でき、雨天時の足跡の汚れなどにも適している。清掃ルートは清掃したいエリアをタッチパネル上で選択することで自動的に効率的なルートを簡単に作成でき、エリアと開始位置を選択するだけで全自動の清掃が可能となっている。

2.汚水を再利用できる環境に優しい設計

清掃後の汚水は本体後部のスクイジーで吸引、回収し、ロボット内部に搭載した5層の汚水フィルターでろ過することで再利用して清掃に利用することで、長時間の走行と省資源化を実現している。また、オプションの「チャージングステーション」を活用することであらかじめ設定されたチャージングステーションポイントへ自動で移動し、充電を開始し、作業者の負担をさらに軽減する。

3.各種センサーを搭載し高い安全性を保持

3Dカメラ、LiDARセンサー、衝突検知センサーを搭載。歩行者や障害物などを検知、回避しながら清掃を行うため、商業施設や倉庫、オフィス、ホテル、病院など多様な施設での使用に適している。

その他の特長

汚水フィルター、ブラシ、パッド、スクイジーは簡単に着脱が可能となっており、メンテナンス時間も短縮することができる。


「Scrubber 50 Pro アイリスエディション」製品画像

アイリスオーヤマは従来より販売しているDX清掃ロボット「Whiz i アイリスエディション」に、「Scrubber 50 Pro アイリスエディション」を追加することで、店舗規模や使用環境、清掃面積などに合わせて適切なソリューションを提案し、清掃業務における課題を解決するとしており、、今後もロボットを活用した新たなアイデアで人とサービスロボットの協業を実現し、人手不足解消や業務・環境改善に向けて、様々なソリューションを提案するとしている。


主な仕様

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ロボスタ編集部

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