観光バスも電動仕様に EVモーターズ・ジャパンが関西エリアでEV観光バスを初披露 運転士19名が試運転、乗客300名が試乗体験

株式会社 EVモーターズ・ジャパンは2023年5月12日(金)に、大阪「空の広場」で開催された「2023 バステクフォーラム」にて「EV路線バス」(10.5m)と「EV観光バス」(8.8m)を出展した。
また、計19名の運転士が試乗運転を行い、計300名以上の乗客が試乗した。EV観光バスは関西エリアでは初披露となった。

「EV路線バス」(10.5m)

「EV観光バス」(8.8m)

「2023 バステクフォーラム」の来場者数約1,180人(前回から34%増)、出展スタッフ数約 200人で、総参加者数は約1,380人。これまで開催された計21回のバステクイベントを含めて、来場者数は過去最多を記録したという。


EVモーターズ・ジャパンは「今後もニーズに応える製品・および技術の開発に努め、ゼロエミッション社会の実現へ貢献できるよう邁進して参ります」とコメントしている。

■【バスの祭典】2023バステクフォーラム


イベントの様子



試運転・試乗者の人に実施したアンケートコメント  

    

試運転者のコメント

・思っている以上に滑らかで驚いた
・静かで加速も良かった
・4段階で操作できる回生ブレーキが素晴らしかった
・操作ボタンが集約されており、良かった


試乗者のコメント

・EVには興味がなかったが、静かで加速も鋭く、これからのバスにはアリだと思った
・エンジンの振動がなく車内の静寂性がとても良い
・加減速がスムーズ他のEVバスと比べても静か
・静かでショックが少ない


出展車両について

車両の特長
独自技術である「アクティブ・インバータ」を搭載しており、1/100万秒というリアルタイムでのモーター制御を行い、加減速時に発生する無駄な電力発生を抑制。これにより、世界トップレベルの低電費を誇り、バッテリーの長寿命化と長距離の走行を実現したという。


■EV路線バス:10.5m



主要諸元表

試験条件:定速60km/h、負荷重500kg、エアコンオフ
実際の走行時の走り方や条件(気象、道路、運転、架装等の状況)により航続距離は変化する


■EV観光バス:8.8m



主要諸元表

試験条件:定速40km/h、負荷重65%、エアコンオフ
実際の走行時の走り方や条件(気象、道路、運転、架装等の状況)により航続距離は変化する

関連サイト
EV Motors Japan

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ロボスタ編集部

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