
AI・ロボットの開発、提供を手掛けるタケロボは、チャット(対話)型、サーチ(情報検索)型のオリジナルAIシステムが短期間で構築できるAIプラットフォームを製品化し、提供を開始した。
AIプラットフォームの概要
タケロボの各種製品・サービスはAIプラットフォームをベースに構築されており、顧客からの要望により、個別構築となるAI関連システムもAIプラットフォームを用いて構築している。このAIプラットフォームを活用することで、顧客が満足するAI関連システムを短期間・リーズナブルな価格で提供することができ、現在多くの有名施設・有名企業等においてメジャーベンダーを含む比較検討を経ても、採用、導入され、本番稼働を継続している。
AIプラットフォームは、「共通機能群」「選択機能群」「オプション機能群」「個別対応機能群」を有し、様々なシーンで各種要望に応えられるような、AIシステムを簡単に構築できるよういる。また、各機能はこれまでにテスト〜本番稼働〜ブラッシュアップを重ね、性能・機能の向上が図られており、AIプラットフォームを用いて構築されたAIシステムも高性能、高機能なものになると説明をしている。
構築システム例(ユースケース)
1:役所設置多言語AI案内ロボット
デバイスをロボット、AIをチャット型、多言語オプション、役所向けデータを組み合わせて構築
2:モール設置AIチャット兼ビデオ通話サイネージ
デバイスをサイネージ、AIをチャット型、ビデオ通話オプション、モール向けデータを組み合わせて構築
3:社内用情報・マニュアル検索システム
ブラウザ利用、AIをサーチ型、社内情報・マニュアルを個別データ登録して構築
4:個別AI+生成AI(ChatGPT)のハイブリッドAIチャット
ブラウザ利用、AIをチャット型と生成型(ChatGPT)を併用、個別AIに個別データを登録し構築
※上記は自社キャラクターやオリジナル背景などを採用した、個別画面の提供が可能
積極的に導入へ
これまで同様、タケロボへのAIシステム構築依頼については、AIプラットフォームを用いて対応していくが、今回の製品化にて、下記に対して積極的な提供を図るとしている。
オリジナルAIシステムを製品化、提供したいITベンダー
多くのITベンダーは、客先からの発注をもとに個別に開発・システム提供するケースが多く、先行投資・先行開発を実施し、自社プロダクトを持って、販売・提供するようなことが、あまり見受けられない。既に多くの効果的な利用実績のあるAIプラットフォームを導入すれば、タケロボと同様のAIシステム提供を自社プロダクトとして提供していくことが可能となる。
対話機能を充実させたいロボットベンダー
国内では、人型をした移動型、駆動型を提供しているロボットベンダーがAIプラットフォームを導入しロボットと連携することで対話も可能なロボットに進化させることでが可能。
オリジナル性の高いAIシステムを導入したい施設や企業
オリジナルのAIシステムを構築、導入したい場合、ITベンダーに依頼するケースが多いが、上述のようにITベンダーの多くが自社プロダクトを持って販売・提供するようなことがあまり見受けられない状態であるが、AIプラットフォームを用いてオリジナルAIシステムを構築すれば、難しく重要な開発部分はAIプラットフォームにて提供されるので、低コスト、低リスク、短期間での構築が可能になる。
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