庁舎案内用AIロボット「ロボコット」が目黒区役所で本格稼働を開始  ぬいぐるみを被ったかわいい姿で各種案内

タケロボ株式会社は、庁舎案内用AIロボット「ロボコット」を目黒区役所に導入し、本番稼働をはじめたことを発表した。目黒区役所はロボコットを試行導入し、総合庁舎を4ヶ国語で案内する実証実験を行っていた。
タケロボは、AIコミュニケーション型ロボット・システムの開発、提供を手掛けている企業。品川区役所などでも稼働実績がある。





ロボコットとは

「ロボコット」は、コミュニケーションインタフェースとして、音声(認識・発話)、画面(タッチパネル)、キーボードを装備し、AIを活用して各種案内を行うロボット。今回、目黒区役所に導入した同ロボットは、ぬいぐるみを被ったかわいい容姿も特徴的。総合案内所付近(庁舎西口のロビー)に設置されている。



機能や特徴など

来庁者に対して各種案内を実施する。その機能や特徴は次のとおり。

・総合案内
来庁した目的を伝える(話し掛ける)と、担当課を音声と画面で案内。

・多言語による案内
総合案内は日本語に加え、英語、中国語、韓国語でも対応可能。

・キーボード対応
話すことが難しい、恥ずかしい人のために、キーボードでの入力機能も備えている。


・二次元コード連携
担当課の場所は地図を表示するとともに、二次元コードを表示し、それをスマホで読み取ることで地図を表示することができる。


・大型画面での表示
ロボコットに内蔵の画面のほか、見やすい大型画面を別途用意している。

・キャラクター変更
ピンク色のうさぎ、青色のネコのぬいぐるみを定期的に着せ替え、キャラクターを変更して来庁者を楽しませる予定。

関連サイト
目黒区の案内ページ

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ロボスタ編集部

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