株式会社コンテックはマジセミ株式会社と協力して「「NVIDIA Jetson」を活用した、現場データでの「リアルタイム」制御」というテーマのウェビナーを開催する。
スマート工場化に向けて現場データの活用が進む
製造業では、スマート工場化を推進するために、生産ラインや設備などの機器から得られるさまざまな現場データを収集し、AIを活用して分析する取り組みが進んでいる。
収集されたデータはリアルタイムでAI推論処理が行われ、予知保全、品質管理、在庫最適化など、生産プロセスの様々な領域の効率化の用途で活用されている。
工場など過酷環境での課題
収集されたデータをAIでリアルタイムに処理するためには、データソースの異なる複数のシステムからのデータを遅延無く受信するため、AIコンピュータは工場内の装置や生産ラインの近くに設置する必要がある。
工場環境はしばしば過酷な条件にさらされているため、機械学習の処理において高性能のGPUを搭載しているAIコンピュータは、特に振動、温度変化、湿度、埃などに対して強い耐性を持つように設計されている必要がある。
もしも信頼性が低い機器を導入した場合、工場環境の影響によるコンピュータの故障や不調が頻発し、生産プロセスの遅延や停止に繋がってしまうためだ。
「高信頼性」と「カスタマイズ性」を両立したコンテックの産業用エッジコンピュータとは
このセミナーでは、コンテックが産業用途に特化して開発したエッジAIコンピュータ「DX-Uシリーズ」を通じて、工場の過酷な環境下でAIコンピュータが高い信頼性を実現するための具体的なノウハウや、工場の状況に応じた機器のカスタマイズ方法について、詳しく紹介する。
また「DX-Uシリーズ」はNVIDIA Jetsonの実行モジュールを搭載しており、このセミナーの後半では、Jetson開発者キットで作成したアプリケーションをエッジAIコンピュータで実行するといったデモも行う予定だ。
画像検査や予兆保全など、現場でのAI推論処理を検討されている企業や、エッジAIコンピュータの選定に悩んでいる人、産業用途で信頼性の高いエッジAIを実現したい人には、特におすすめのセミナーとのこと。
詳細及び参加申込はこちら
https://majisemi.com/e/c/contec-20230822/M1D
株式会社コンテック
■協力
株式会社オープンソース活用研究所
マジセミ株式会社