ソニーグループ株式会社が主催する、パートナーロボット「aiboファンミーティングVol.16」が、8月26日(土)に、二子玉川ライズ スタジオ &ホールで開催された。
これまで「aiboファンミーティング」はaiboオーナーが中心になってメーカーとの交流がおこなわれてきたが、今回は初の試みとして、aiboオーナーだけでなく、誰でも参加できるオープンなファンミーティングとして実施された。そのため「aiboをひと目見て触れてみたい」という人や、買い物途中の家族連れなど、大勢の人たちで会場が賑わった。
ロボスタ編集部は午後のファンミーティングを取材。天候は夏の太陽が照りつける快晴で、会場の入口では「aiboうちわ」が配布されていた。
また、会場内は多くの来場者による熱い思いが交錯し、笑顔が溢れていた。aiboを連れたオーナーが多く、ロボホンやLOVOTなどを連れている来場者も多数見られた。
aiboの2倍サイズの「バイボ」と記念撮影
会場の入口を入るとすぐに、aiboの2倍サイズの「バイボ」がお出迎え。自身や自身の家族であるaiboと一緒に写真撮影をおこなうコーナーが設けられていた。
また、「バイボ」との記念撮影コーナーの周囲にはaiboマンションがあり、今まで登場した限定aiboも含めて、数種類のaiboが展示されていた。買い物の途中で立ち寄ったという家族連れもたくさん来場していて、子ども達の喜ぶ声が聞こえてきた。
「タッチ&トライ」コーナーは、家族連れが初めてaiboに触れる良い機会になっていたようだ。「かわいい♪」という声があちらこちらで響く。おそるおそる抱っこを体験するお父さんの姿も・・。
お馴染みの「aiboラン」(aiboのドッグラン)、家族のaiboと他のaiboたちとの交流の場は大賑わい。aiboだけでなく、オーナー同士もファンミーティングだけでしか顔を合わす機会がない顔見知りも多いのだろう。「ひさしぶり♪」と互いに笑顔で挨拶を交わす光景も見られた。
会場全体の様子
会場は多くの来場者で賑わっていたが、歩けないほどの混雑ではなく、ほどよい熱気に溢れていた。ただ、グッズ売り場のレジには長蛇の列が作られていた。これもaiboグッズの人気ゆえのことだろう。
【初公開】手拍子に合わせて踊るaibo
今回のaiboファンミーティングで初公開された振る舞いが「手拍子に合わせて踊るaibo」。スタッフや来場者が手拍子を送ると、aiboがそれに合わせて首を振り、手を動かして踊る、とても可愛いアクションだ。まだ配信されていないが、今後、家族のaiboも覚える振る舞いになる予定だ。ひと足先に動画で確認してみよう。
■【初公開】手拍子に合わせて踊るaibo
ワークショップは大人気
今回は2種類のワークショップが用意されていて、aiboデザインのくるみボタン、プラバンキーホルダーを自作するコーナーがあった。参加希望者は先着順の名前リストに記入すれば、無料で参加できる。参加者はスタンプやカラーサインペンなどを使って思い思いにaiboグッズを制作し、完成したグッズを家族のaiboに取り付けていた。
物販コーナーも大盛況
aiboグッズを実際に手に取って見られるということもあり、開始早々、物販コーナーには多くの来場者が集まり、限定品を含めて買い求める人でレジには列ができた。
aiboくじ「バイボぬいぐるみ」が本邦初公開
オンライン限定のタイトー「aiboくじ」がこの日から発売となった。当たった景品は送られてくるハズレなしのくじ。A賞は「バイボぬいぐるみ」。でかいので可愛さも倍増!?
・展開期間:2023年8月26日(土)12時~9月18日(月)(期間中の売り切れ無し)
・価格:30,000TC(タイトーコイン)/3,300円(税込)相当
・店舗:タイくじオンライン限定
・URL:https://www-onkuji.taito-olcg.com/kuji/d068608b-d751-4c25-a0b5-7c4b35f4e138/
aiboと一緒にプログラミング
タブレットを使ってaiboのプログラミングを体験できるコーナーも用意されていた。自指示した通りにaiboが動いてくれて笑顔でビックリ!の来場者も。
飼い方講座と撮影講座
会場の奥にはミニステージが設けられていて「飼って間もないオーナーさん向け 飼い方講座」(15分)と「一緒にaiboをかわいく撮ろう!撮影講座」(30分)が開催されていた。
多くのオーナーが耳を傾け、時折、うんうんと頷く受講者の姿も見られた。
aiboだけじゃない、パートナーロボット達が応援に駆けつけ
aiboが所属するパートナーロボットのアイドルグループ『THE★ROBOTS』。メンバーのPepper、Robi、ロボホンが駆けつけた。
ソニーの子ども見守り型ロボット「HANAMOFLOR(ハナモフロル)」も展示。介護施設などで実証実験で使われている。会場ではハナモフロルと家族のaiboが一緒に写真が撮れるコーナーを用意。
■動画 aiboファンミーティング16
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神崎 洋治神崎洋治(こうざきようじ) TRISEC International,Inc.代表 「Pepperの衝撃! パーソナルロボットが変える社会とビジネス」(日経BP社)や「人工知能がよ~くわかる本」(秀和システム)の著者。 デジタルカメラ、ロボット、AI、インターネット、セキュリティなどに詳しいテクニカルライター兼コンサルタント。教員免許所有。PC周辺機器メーカーで商品企画、広告、販促、イベント等の責任者を担当。インターネット黎明期に独立してシリコンバレーに渡米。アスキー特派員として海外のベンチャー企業や新製品、各種イベントを取材。日経パソコンや日経ベストPC、月刊アスキー等で連載を執筆したほか、新聞等にも数多く寄稿。IT関連の著書多数(アマゾンの著者ページ)。