アクセンチュア監修 日経ムック書籍「生成AI 協働・共生の時代」発売 生成AI時代に求められる人間スキル

日経ムックの書籍『生成AI 協働・共生の時代』が2024年6月18日に発売された。監修はアクセンチュアの保科学世氏、定価は1,980円(税込)。(Amazon「生成AI 協働・共生の時代」)

書籍「生成AI 協働・共生の時代」(日経BP 日本経済新聞出版)の表紙はブラックジャックAmazonのページ

2022年後半に登場したChatGPTは、生成AIが一般に普及する上で大きなターニングポイントとなった。生成AIの進化を支える大規模言語モデル(LLM)は言語の複雑さを解明し、マシンが文脈を学び、意図を推測し、独自の創造性を発揮できるようになった。このテクノロジーは、ビジネス、科学、ヘルスケア、そして社会そのものに至るまで、あらゆるものを根本的に変革し、人間の創造性や生産性にもポジティブな影響を与えることが期待されている。

この書籍は、生成AIが社会や経済、ビジネス、そして個人の働き方にもたらしうる影響と、生成AIの価値を最大限に享受するため課題や要諦をまとめている。
個人編と企業編の2つのテーマに分けて、日本統括AIセンター長の保科学世氏を中心とするアクセンチュアの専門コンサルタントが課題解決の論考を執筆。企業の具体的な先進事例を紹介している。
また、「AIと人間は親友になれるのか」「生成AI×行動経済学」といったユニークなテーマについて、哲学者や経済学者との対談、鼎談も収録した。


本書の構成(目次)

目次
巻頭インタビュー 小説執筆における生成AIの役割
 九段理江氏

巻頭鼎談 AIは漫画の神様の「霊感」に迫れるか
 手塚 眞氏 × 栗原 聡氏 × 保科学世氏

巻頭論考 対立ではなくいかにAIと協働するか

Part1 個人編
 論考01 生成AI時代に求められる人間スキル
 論考02 生成AIを活用した仕事術
 事例01 ─ アクセンチュア:生成A I 時代の働き方
 事例02 ─ 日本マイクロソフト:新たな働き方を実現する注目ソリューション
 鼎談 “われわれ”の一員として生成AIを迎えるとき人間は幸せになれるのか
     出口康夫氏 × 内田由紀子氏 × 保科学世氏

Part2 – 1 企業・一般編
 論考01  生成AI活用と責任あるAI
 論考02  生成AIとセキュリティー
 事例─ 東洋エンジニアリング:生成AI利活用によるDX
 論考03  プラットフォーマーにおける変革
 対談 行動経済学的視点から考える生成AIの役割、リスクとは
     依田高典氏 × 保科学世氏

Part 2 – 2 企業・業界編
 論考01 生成AI時代の産業変革と企業戦略の在り方
 論考02 メディア・エンタメ・広告業界における変革
 論考03 通信・ハイテク業界における変革
 論考04 AI時代の金融
 論考05 小売業界の未来
 事例01─ K D D I:生成A I 導入へ向けた企業の環境構築
 対談 製薬業界を超えたエコシステム構築が生成AIによる医療の進化を加速する
     鈴木貴雄氏 × 木本真由美氏
 事例02 アクセンチュア テクノロジービジョン2024:海外の動向

Part3─社会編
 論考 社会課題と人々の生活における変革
 鼎談 ミネルバ大学の事例に見る生成AI時代の次世代リーダー育成
    パトリック・ワトソン氏 × 坂江裕美氏 × コーネット可奈氏
 対談 AIが災害現場での迅速な判断を助けデータ蓄積が次の備えにつながる
      大西一史氏 × 保科学世氏

総括─ おわりに

保科学世氏
アクセンチュア 執行役員 データ&AIグループ日本統括 AIセンター長 博士(理学)
アクセンチュアのアナリティクス、AI部門の日本統括として、AI HubプラットフォームやAI Poweredサービスなどの各種開発を手掛けるとともに、AI技術を活用した業務改革を数多く実現。また、デジタル変革の知見や技術を結集した拠点「アクセンチュア・イノベーション・ハブ東京」の統括として、企業のデジタル変革を支援。
書籍「生成AI 協働・共生の時代」
出版社 ‏ : ‎ 日経BP 日本経済新聞出版 (2024/6/18)
発売日 ‏ : ‎ 2024/6/18
言語 ‏ : ‎ 日本語
ムック ‏ : ‎ 118ページ
ISBN-10 ‏ : ‎ 4296122800
ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4296122806
寸法 ‏ : ‎ 28 x 21 x 0.7 cm

ABOUT THE AUTHOR / 

ロボスタ編集部

ロボスタ編集部では、ロボット業界の最新ニュースや最新レポートなどをお届けします。是非ご注目ください。

PR

連載・コラム