【ドコモ調査】シニアのSNS利用率を発表　60歳代のLINE利用は女性が93%、男性が79%　LINE･Facebook･X･Instagramの利用率

NTTドコモ モバイル社会研究所は、2024年1月に実施したSNSの利用について、60歳代～80歳代を対象に分析した結果を発表した。有効回答数は1,130。

SNS利用率はLINEが圧倒的多数、女性のInstagramの利用率は約2割

シニアがどのくらいSNSを利用しているか、その結果を公表した（全国60～80代）。

利用率としてはLINEの利用が高く、同年代で比べると女性がより高い傾向となっている。60歳代のLINE利用は女性が93%、男性が79%。
それ以外のサービスでは、Facebook（60代男性が20%、女性が10%）、X（60代男性が17%、女性が10%）、Instagram（60代男性が16%、女性が21%）と続いた。

LINEの利用率は右肩上がりが続く

次にシニアの関東、60～70歳代のSNS利用の年次推移･経年変化を見てみたところ、LINEが右肩上がりで上昇を続けており、最新でも76から78へと2ポイント上昇している。

SNSの種類を問わずSNS利用者は外出頻度が多い

各SNS利用者と未利用者に分け、外出頻度を比較したところ、シニアにおいてはサービスに関係なく、SNS利用者の方が外出頻度は多い結果だった。

なお、この傾向は各年代別に分けても、SNS利用者の方が、外出頻度が多いという結果が出た。ＳNSは連絡手段や情報の共有など、日々の活動と関連しているため、日々の活動が活発なシニアがＳNSを利用していると推測できる。

調査概要 ―「2024年シニア調査」―

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