NTTドコモ モバイル社会研究所は、2024年2月に健康意識とICT利活用に関する調査を実施。その中から、スマートウォッチに関する結果を発表した。
スマートウォッチ所有率は全体で約17%
スマートウォッチ所有率と期間(性年代別)
スマートウォッチの所有率はいずれの世代も1割~2.5割ほどで、3年未満に所有した人がその中での半数以上を占めている。男女ともに15歳-39歳の世代が、1年未満に所有した割合が4~5%と、直近での所有率の伸びがみられた。
スマートウォッチの所有理由、最も高いのは「健康のため」、若い世代は「便利機能のため」も
スマートフォンを所有した理由(単一回答:母数:スマートウォッチ所有者、「その他」を除く)
スマートウォッチ所有者の所有理由を単一回答で聞いたところ、どの世代でも最も高かったのは「健康管理・増進のため」だった。特に60代以上は、男女ともに6割を超える理由になっている。
一方15~59歳では、「便利機能のため」が約2割と、60代以上に比べて高くなっている。男女別では、「スポーツの記録・サポートをするため」が、女性に比べて男性の方が約8ポイント高くなっている。
スマートフォンを所有した理由(複数回答:母数:スマートウォッチ所有者)
複数回答で所有理由を聞いた結果は、やはり「健康のため」がどの世代も最も高くなっている。
スマートウォッチ所有者のうち、回線契約ありは約25%
スマートウォッチ所有者の回線契約率(性年代:母数:スマートウォッチ所有者、「わからない」除く)
スマートウォッチには、携帯電話会社の回線契約ができるものもある。これについて調べてみたところ、全体ではスマートウォッチ所有者のうち約25%が回線契約をしていた。回線契約率は年代が若い方が多く、また、いずれの世代でも女性の方が多い傾向があった。
調査概要 ―「2024年健康意識とICT利活用調査」―
調査方法 | Web |
---|---|
調査エリア | 全国 |
調査対象者 | 15~79歳男女 |
標本抽出法 | QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付。 |
有効回答数と調査時期 | 7,159 (2024年2月) |
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