炒め調理ロボットの最新版「I-Robo2」を大阪王将 鷺沼に初導入 試験導入時に客数と客単価アップを実証
大阪王将は創業55周年の機に2024年9月にオープンした新モデル店舗『大阪王将鷺沼駅前通り店』へ、TechMagicの炒め調理ロボットの最新モデル「I-Robo2」を初導入した。
調理ロボット「I-Robo」は、初めに2023年10月に大阪王将西五反田店へテスト導入。その後、立地、客層の異なる店舗へ導入を拡大をしてきた。
「I-Robo2」導入の経緯
「I-Robo」を導入した店舗では、職人は複数の「I-Robo」を同時に操作しながら次の調理の食材の準備や接客に時間を使うことができるようになり、混雑時には料理の提供時間が短縮されたことで客数アップに繋がった。また、一般的に「炒め物を中心とした逸品料理+白米」を組み合わせた定食が多い中、 西五反田店では「I-Robo」の導入により提供が可能となった「逸品料理+炒飯」といった組み合わせの定食が人気で、それにより客単価もアップした。
一方で、混雑時のオペレーションや、既存店舗への導入などから見えてきた課題などを解決するべく、大阪王将からTechMagicへのフィードバックを参考に、研究・ 開発を継続し、改良機種「I-Robo2」を導入することとなった。
「お客様が食べたいと思っていらっしゃるものを、お待たせすることなくご提供したい」。単なる人手不足解消のためのロボットではなく、「お客様が食べたいと思っていらっしゃるものを、お待たせすることなくご提供したい」。大阪王将が大切にする“幸せな食シーン”をさらに広げていくことを目指しさらに改良を続け、「I-Robo2」の導入店舗の拡大をするとしている。
導入店舗『大阪王将 鷺沼駅前通り店』店舗情報
今回「I-Robo2」が初導入された新モデル店舗である鷺沼駅前通り店は、日常使いの街中華はそのまま、時代にあったスタイルへ、生まれ変わっている。
大衆中華としてガッツリ飯を楽しみに来店する利用客だけでなく、さまざまなシーンで利用できる場所として、職場仲間や家族、友人との楽しい時間をサポートし、皆様に笑顔をお届けする場所、ユーモア溢れるデザイン、明るい雰囲気の中で、美味しい餃子とともに心温まるひとときを過ごせる心地よい時間の提供を目指すこの店舗で、「I-Robo2」はオペレーションの最適化・美味しいメニュー提供の手伝いをしている。
店舗概要
店舗名 | 大阪王将 鷺沼駅前通り店 |
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所在地 | 神奈川県川崎市宮前区鷺沼3-3-9 |
オープン日 | 2024年9月13日(金) |
営業時間 | 11:00~22:00(LO.21:30) |
定休日 | なし |
店舗面積 | 22.24坪 |
「I-Robo2」について
「I-Robo2」では、これまでと同様、熟練職人の調理技術の再現に加えて、フライパンの熱伝導が上がったことにより、中華には欠かせない高温での調理がこれまでよりもより早く可能に。また洗浄時間の短縮、タッチパネル画面が大きくなり操作性が向上するなど、これまで以上にユニバーサルデザインを実現している。
大阪王将では、タッチパネルでのオーダーやキャッシュレス決済対応により、注文・支払いでの顧客対応をスムーズに行えるよう取り組んでおり、また、『I-Robo2』導入の他、ボタン一つで床洗浄を可能にするテクノロジーの導入による厨房業務の負担軽減を図り、顧客とのコミュニケーションに注力し、新しい顧客体験を生み出すことを目指している。