生成AIやLLM、デジタルクローン、パーソナル人工知能開発のオルツが上場 記者会見にもバーチャルクローンが登場

生成AIやLLM、デジタルヒューマン開発の株式会社オルツが、10月11日、東京証券取引所(東証グロース市場)に新規上場した。同社の設立は2014年11月26日、資本金は1億円。


同社はAI Products事業として、AIが議事録を生成する「AI GIJIROKU」を2020年に提供開始。その後も、独自の大規模言語モデル(LLM)「LHTM」(ラートム)や「LHTM2」、軽量型LLM「LHTM-OPT」などを発表。それと併行して、実在の人物をデジタル化したバーチャルクローン(デジタルヒューマン)、架空の人物をチャットのキャラクターとして生成する「バーチャルヒューマン」の技術なども発表している。これらは設立当初から目標としている「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の研究開発の一環として発展させてきた。

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記者会見にも同社の代表取締役社長、米倉 千貴氏のデジタルクローンが登場

同社は「個人の記憶の永遠化・意思の再現・個人の価値の最大・永遠化により自律社会の実現を加速させるパーソナル人工知能」の開発を目指し、「ラボーロからオペラへ」と「私たちの存在を永久にする」の2つを「Mission」(使命)に掲げ、創業より一貫して「P.A.I.」(パーソナル人工知能)の研究開発を続けてきた。
同社は「今後も、全ての人が自分のAIを持つことによって、「労働」(Lavoro)から解放され、アーティスティックな「営み」(Opera)に没頭することができる世界の実現を目指してまいります」とコメントしている。

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ロボスタ編集部

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