NEC なりすましを防ぐ高速ウォークスルー顔認証ソフトを販売開始 より安全・安心な本人確認をスピーディーに実現

NECは、高速ウォークスルーや半屋外対応が可能な「Bio-IDiomエッジソフトウェア」の販売を開始する。

「Bio-IDiomエッジソフトウェア」は、NECが持つ世界No.1の顔認証技術を搭載し、歩きながらでも高速、高精度で顔認証を行うことが可能なソフトウェア。なりすまし対策が可能で、より安全・安心な本人確認をスピーディーに実現する。

セキュリティリスクの低減と利便性向上の両立

近年、マンションやホテル、コンサート会場などの様々なシーンで生体認証の利用が増加している中、多様化し複雑化するニーズへの対応が求められている。特に、セキュリティリスクの低減と利便性の向上の両立が重要視されており、なりすましによる不正侵入や認証装置への不正アクセス防止対策が急務となっている。一方で、多くの人が利用する場所では認証待ちによる滞留が発生しており、生体認証に対するユーザー満足度の低下に繋がっている。

こうした課題に対応するため、NECは生体認証「Bio-IDiom」の中核技術であり、世界No.1の認証精度を誇る顔認証技術を搭載した高速ウォークスルー顔認証「Bio-IDiomエッジソフトウェア」を製品化した。本製品は、セキュリティ機能と利便性を両立させたエッジソリューションであり、より安全で快適なシステムを実現する。

「Bio-IDiomエッジソフトウェア」の特長



1:高いセキュリティと利便性の両立

「Bio-IDiomエッジソフトウェア」は、従来製品「NEC AI Accelerator」のコンセプトを継承しつつ最新の市場ニーズに対応すべく生まれ変わったソフトウェア製品。世界No.1の顔認証技術を搭載し、ウォークスルー利用時のカメラ同時最大接続数4台を実現(従来製品は1台)することで、システムの導入費用を抑えることが可能となった。また、なりすまし防止機能をオプション提供している。

2:多様なソフトウェアとの柔軟な連携

各種入退出システムとの連携機能を小型エッジデバイスに集約。従来製品では必要だった中間サーバが不要なため運用コストの削減に繋がる。将来的には映像分析等のソフトウェアとの連携により、顔認証以外の用途での活用も検討している。

3:簡易なエッジ管理とSIの効率化

NEC製エッジ管理基盤との連携により、システム構築や運用保守作業の効率化が図れる。エッジデバイスについてはNECプラットフォームズ製「コンパクトボックス型コントローラ」等を活用でき、屋内外問わず多種多様な環境に対応が可能。

販売価格、出荷開始時期、販売目標

Bio-IDiomエッジソフトウェア
販売価格 127,200円(税別) / 出荷開始時期 2024年11月1日

販売目標:1年間で2000ライセンス
※販売価格はカメラ1台あたりの価格、販売価格には本製品以外のハードウェアやソフトウェアなどは含まれない。

関連サイト
日本電気株式会社

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