【動画あり】折り畳み式で持ち運べる次世代モビリティEV「Jo-Car」がナンバー取得、公道のテスト走行を開始

株式会社DOKE(ドーケ)は、未来の都市交通を変革する折り畳み式電気自動車「Jo-Car」のプロトタイプの動画を公開した。ナンバープレートを取得して、公道でのテスト走行段階に入ったことの発表に伴うもの。
同社はリリースを通じて「実用性や性能の検証を進め、さらなる改良を経て、世界への市販化に向けた一歩を踏み出しました」としている。

Jo-Car 折り畳み時

この新しいモビリティは、ドアtoドアの移動が可能で、自動車に乗るまでの移動時間を少なくし、駐車場を必要としないことを革新するために設計。環境に配慮した持続可能な交通手段の可能性を示唆したもの。

Jo-Car 走行時(前)

Jo-Car 走行時(後ろ)


テスト走行の目的

・車両の安全性や耐久性の評価
・実際の都市環境での機能確認
・折り畳み機構の効率性と耐久性の検証
・ユーザー体験に基づく改良ポイントの洗い出し


車両の全長を50%以上縮小「折り畳み機能」

「Jo-Car」は、都市部での駐車スペース不足や渋滞といった課題を解決するために設計。最大の特徴は「折り畳み機能」。車両の全長を50%以上縮小可能。最終的な商品としては、家に持ち帰ることができるように、スーツケース大にコンパクト収納を目指した設計が、多くの関心を集めているという。

また、ゼロエミッションの電動駆動により、環境負荷の低減も実現。
■動画


開発は次のステップへ

同社は、現在のテスト結果を踏まえ、さらなる改良を加えていく計画。具体的には、以下の改良を進める。

・折り畳み機構の操作性向上
・更なるコンパクトさも含めた外装デザインの大幅見直し
・走行性能や快適性の向上

同社代表の平松 建一氏は「私たちはJo-Carが実用性と環境配慮を両立する、次世代のモビリティであると確信しています。テスト走行を通じて、より良い製品へと進化させ、2025年の市販化を目指します!その後も、いくつかのフェーズを経て、最終的には、車からロボットになり、ヒトの生活を助けるという大きなビジョンを持って、世界にも広げていきたい!」と述べている。
また、同社は開発パートナーを募集している。

関連サイト
株式会社DOKE

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