「日本の巨大ロボット群像」いよいよ名古屋で開幕 名作ロボットアニメをスクリーンで楽しむ「映像祭」も開催

日本独自のジャンルである「巨大ロボットアニメ」のデザインとその映像表現の歴史を紐解き、「巨大ロボットとは何か」を問いかける、かつてない展覧会「日本の巨大ロボット群像」。福岡を皮切りに全国各地を巡回し、人気を博してきたこの展覧会が、いよいよ愛知県・名古屋市で2025年2月15日(土)〜3月24日(月)まで開催される。
そして、愛知会場では本展だけでなく「映像祭」の開催も決定した。


この「映像祭」は、展示で紹介されている作品や、それに関連した映像を「ミッドランドスクエア シネマ」の大スクリーンで上映するというもの。解説者として本展の監修者を招き、見どころを紹介しながら映像作品を楽しむ企画となっている。

「テレビでは見れなかった!監修者と見る映画版マジンガー」©ダイナミック企画・東映アニメーション

3日間にわたり、多様な作品がラインナップされている。映画作品だけでなく、テレビアニメシリーズも上映。当時はブラウン管でしか見ることができなかった作品も、映画館の大スクリーンで見ることができる貴重な機会となりそうだ。

その他、スタジオぬえによる機動歩兵をデザインしたオリジナルTシャツ付きチケットなど、会場限定企画も用意される。


テレビでは見られなかった!監修者と見る映画版マジンガー

●2月15日(土)15:00(2時間予定)
映画『グレートマジンガー対ゲッターロボG 空中大激突』(24分)
映画「マジンガーZ対暗黒大将軍」(43分)
解説:山口洋三(オフィスゴンチャロフ)、五十嵐浩司(タルカス)

©ダイナミック企画・東映アニメーション


名古屋でロボットTVアニメを見るなら、この回!

●3月2日(日)15:00(2時間30分予定)
『無敵超人ザンボット3』
『機動戦士ガンダム』
『重戦機エルガイム』
※上映話は当日会場で発表。
解説:山口洋三(オフィスゴンチャロフ)

©創通・サンライズ

©創通・サンライズ

©創通・サンライズ


展示のあとに見るならこの作品!監修者と見るロボットTVアニメ

●3月9日(日)15:00(2時間予定)
『ルパン三世 PART2』第155話「さらば愛しきルパンよ」
※その他作品は後日発表。
解説:五十嵐浩司(タルカス)

原作:モンキー・パンチ ©TMS


映像祭イベント情報


【タイトル】日本の巨大ロボット群像映像祭 in ミッドランドスクエア シネマ
【開催日時】2月15日(土)15:00/3月2日(日)15:00/3月9日(日)15:00
【会場】ミッドランドスクエア シネマ2 スクリーン8
(愛知県名古屋市中村区名駅4-11−27 シンフォニー豊田ビル 2F)
【入場料】一般:3,500円
リクライニング席(最前列):3,500円
プレミアムシート:4,300円
【発売日】 チケットぴあにて発売中(Pコード:554-879)
https://w.pia.jp/t/giant-robots-video/
【主催】日本の巨大ロボット群像映像祭制作委員会
【協力】創通、ダイナミック企画、東映、東映アニメーション、バンダイナムコフィルムワークス
【企画】ぴあ
【企画協力】 中日本興業、西日本新聞イベントサービス
山口洋三(オフィスゴンチャロフ)、五十嵐浩司(タルカス)
【ホームページ】
公式ホームページ https://artne.jp/giant_robots/
愛知会場ホームページ https://www.nagoyatv.com/program_event/giant_robots.html
©AIC©AICライツ©スタジオぬえ©創通・サンライズ©永井豪/ダイナミック企画©東映©光プロダクション/敷島重工©光プロ/ショウゲート©1982 BIGWEST


日本の巨大ロボット群像

架空のロボットが登場するアニメーション(ロボットアニメ)は、いまや日本の大衆文化の一角を占めている。横浜に登場した「動くガンダム」(2024年3月末で公開終了)を始めとする架空の「実物大」ロボットが日本の主要都市に存在し、それらは今や日常的な風景となっているほど。

『鉄人28号』(1963年)をロボットアニメの嚆矢として、その後『マジンガーZ』(1972年)の大ヒット、そしてロボットアニメの流れに新風を吹き込んだ『機動戦士ガンダム』(1979年)の影響下、現在に至るまで多数のロボットアニメが制作され、魅力的なロボットがデザインされてきた。他の国のアニメーションには見られない、独自の進化と広がりを見せてきたそのデザインの変遷には、空想上の荒唐無稽なロボットという存在に映像的な「リアリティ」を与えるためのデザイン上、設定上の創意工夫が凝らされ、ファンを魅了してきた。

本展では、『鉄人28号』から近年のロボットアニメにおけるロボットのデザインと映像表現の歴史を、それらの「リアリティ」形成において重要な役割を果たした設定上の「メカニズム」と「大きさ」を軸に検証していく。


【開催日時】 2025年2月15日(土)〜3月24日(月)
【開館時間】 10:00~18:00(入場は30分前まで) 会期中無休
【会場】 金山南ビル美術館棟(愛知県名古屋市中区金山町1-1-1 金山南ビル内)
【主催】 日本の巨大ロボット群像愛知制作委員会
【共催】 中日新聞社
【後援】 名古屋市/名古屋市教育委員会/愛知県/愛知県教育委員会/FM-AICHI/ZIP-FM
【協力】 AIC、AICライツ、エイケン、エディット、KADOKAWA、キングレコード、クロスメディア、KOBE 鉄人PROJECT、シグナル・エムディ、スタジオぬえ、創通、ダイナミック企画、東映、東映アニメーション、東北新社、トムス・エンタテインメント、博報堂DYミュージック&ピクチャーズ、バンダイナムコフィルムワークス、光プロダクション、 ビックウエスト、フライングドッグ、Production I.G、メディアウェイブ、ライツ・イン 【企画】 西日本新聞イベントサービス、ぴあ
【監修】 山口洋三(オフィスゴンチャロフ) 
【企画協力】 廣田恵介、タルカス(五十嵐浩司)
【入場料】
当日:一般2,000円、高大生1,500円、小中生600円
前売:一般1,800円、高大生1,400円、小中生500円
限定Tシャツ付きチケット:5,500円
【ホームページ】
公式ホームページ https://artne.jp/giant_robots/
愛知会場ホームページ https://www.nagoyatv.com/program_event/giant_robots.html
展覧会公式X(旧Twitter):@giant_robotsten

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ロボスタ編集部

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