生成AIの登場で社会が変わった「図解入門 最新 AI技術がよ~くわかる本」(著者:神崎洋治)発売 AI技術の要点としくみをやさしく解説

生成AIの登場で社会が変わった。
AI技術のブレイクスルー「ディープラーニング」から、「生成AI」(トランスフォーマーモデル/大規模言語モデル)など、AI技術の変遷と最前線の情報を体系的に学ぶ一冊「図解入門 最新 AI技術がよ~くわかる本」が2025年4月17日(木)に発売されました。著者はロボスタ編集部で活躍中の神崎洋治です。

「図解入門 最新 AI技術がよ~くわかる本」328ページ 秀和システム (2025/4/17) ソフトカバー ¥1,760 (Amazonで確認する

AI技術の変遷としくみを、文系の人でも理解しやすいよう「ビジネスパーソン向け」にまとめています。


AI技術の可能性と限界を知り、将来の社会の変革に備える

「パソコンやスマホは使っているけど、AIの最新情報やAIのしくみは今ひとつ理解していない」「生成AIのどこがすごいのか、どうしてすごいのか理解したい」「AIの機械学習について知りたい」など、AIや生成AIをきちんと勉強しておきたい人に向けた書籍です。


最新用語とメカニズムを基礎から学ぶ

AI技術は、2020年代に入り、急速に進化しました。今では、AIを使いこなすことが社会人の必須スキルといわれていますが、使いこなすには「AIとは何か」「何ができて、何ができないのか」を理解することが重要です。本書は、ビジネスパーソン向けにAI技術の基礎知識から、ディープラーニングを起点としたAIの進化と社会への影響、AI技術のビジネス活用、専門用語のかんたん解説まで順を追ってわかりやすく解説します。自動巡回ロボットなど具体的な活用事例も満載です。

●生成AIとは
●トランスフォーマーモデルとは
●大規模言語モデル(LLM)
●LLMの覇権を巡る争い
●AIの弱点となる「ハルシネーション」
●独自情報に対応する「RAG」
●続々と登場する「日本語LLM」
●自律学習型汎用AI
●AI業界の覇者「NVIDIA」の今後の戦略
●AGIとSGI、強いAIと弱いAI
●バーチャルとロボットとAIエージェント
●AIの開発、機械学習、モデルの作成・推論



【目次紹介】
第1章 AI関連技術の最前線~過去から未来までの系譜
 1-1 AIの何がすごい?どんな風に社会を変える?
 1-2 目を持ったコンピュータ
 1-3 意図を理解して会話する生成AI
 1-4 Microsoft Office(365)に生成AI「Copilot」を加えるとどう変わる?
 1-5 人口減少・少子高齢化、社会課題とAI
 1-6 ICTの最新技術を人間の身体に例えると
 1-7 AIとは何か?
 1-8 AIの開発、機械学習・AIモデル作成・推論
 1-9 強いAIと弱いAI、AGIとSGI
 1-10 トヨタが開発したバスケAIロボ
 1-11 囲碁の勝負で人間を破った人工知能「アルファ碁」
 1-12 予想以上に早く進化を遂げた囲碁用AI
 1-13 エキスパートシステム
 1-14 「IBM Deep Blue」と人間の頭脳戦
 1-15 ディープラーニングの導入
 1-16 AlphaGoが強力な囲碁AIになるまで
 1-17 人工知能ブームとGoogleの猫
 1-18 画像認識コンテスト「ILSVRC」でディープラーニングが圧勝
 1-19 「機械学習」の研究者がノーベル物理学賞を受賞
 1-20 DeepMindとゲーム用自律学習型汎用AI
 1-21 パターンマッチングと識別AI
 1-22 「骨格検知AI(骨格推定AI)」 ― 姿勢を読み取るAI
 1-23 AI業界の覇者「NVIDIA」
 1-24 チューリングテスト
 コラム 中国語の部屋
 1-25 シンギュラリティ(技術的特異点)
 1-26 トランジスタが人間の脳を超えるとき
 1-27 知識と知恵の違い、そして知能へ
 1-28 脳細胞が次世代コンピュータになる ― ソフトバンクと東京大学が研究

第2章 生成AIの登場で社会が変わる
 2-1 「トランスフォーマーモデル」が世界を変えた
 2-2 生成AIの特徴と種類
 2-3 大規模言語モデル(LLM)
 コラム 「GoogleのAI独占」を阻んだOpenAI
 2-4 OpenAIの「GPT」と「ChatGPT」
 2-5 Google vs OpenAI(Microsoft) ― LLMの覇権を巡る争い
 2-6 AI関連株の価格が急落 ― DeepSeekショック
 2-7 幻を見るAI ― ハルシネーション
 2-8 大規模言語モデルとRAG
 2-9 続々と登場する日本語LLM
 2-10 表の意図を理解するAI
 2-11 LLMを最大限に活用 ― プロンプトエンジニアリング
 2-12 テキスト文字からイラストや絵を描く ― 画像生成AI
 コラム AIの悪用 ディープフェイク問題

第3章 AI技術のビジネス活用
 3-1 人間と自然に会話するコンピュータ
 3-2 工場を丸ごとデジタルツインで構築 ― メルセデス/BMW
 3-3 見えない電波をデジタルツインで可視化 ― エリクソン
 3-4 大阪・関西万博に向けて多言語で観光案内するロボット ― NTTとugo
 3-5 注目を集める人型ロボット―ヒューマノイド
 3-6 NVIDIAが「ヒューマノイド」の開発を支援
 3-7 メーカーが異なるロボット同士が日本語でコミュニケーション―ユカイ工学
 コラム プログラマーとAIが協働
 3-8 自動巡回ロボットと生成AI活用のメリット(警備/製造業/プラント) ― ugo
 3-9 コールセンターのオペレータ支援
 3-10 演じているのはどこにも実在しないタレント ― バーチャルヒューマン事例 伊藤園
 コラム 宮崎銀行もAIタレントを起用
 3-11 レジェンドを生成AIでデジタルヒューマン化 ― AI美空ひばり
 3-12 実在のタレントをAIでデジタル再現 ― バーチャル若大将
 3-13 本物そっくりなAIボイスと倫理問題
 コラム トークボイス解禁にあたって梶裕貴さん コメント
 3-14 受付に生成AI導入のユースケース
 3-15 次世代「AIエージェント」の開発に大手企業が注力
 コラム AIエージェントの活用事例
 3-16 働き方改革、社員全員にパーソナルAIエージェント ― アクセンチュア
 コラム 個人のスキルを反映した相棒「AIバディ」
 3-17 ファッション業界での生成AI活用事例
 3-18 世界トップの高性能な生体認証(声/指紋/顔/虹彩etc) ― NEC
 3-19 増える無人AI決済店舗、そのしくみとメリット
 3-20 人間拡張コンソーシアム設立 ― ドコモ・ソニー・トヨタ・ホンダなど
 3-21 日本中にAIグリッドを構築「AI-RAN」構想 ― NVIDIAとソフトバンク

第4章 超入門かんたん解説AI関連技術と専門用語
 4-1 学習することで判断できるようになるAI
 4-2 機械学習と特徴量
 4-3 ニューラルネットワークと分類問題
 4-4 ニューラルネットワークのしくみ
 4-5 ディープラーニング(深層学習)
 4-6 教師あり学習と教師なし学習
 4-7 強化学習
 コラム AlphaGoと強化学習
 4-8 バックプロパゲーション(誤差逆伝播法)
 4-9 ニューラルネットワークをもっと深く知る
 4-10 人の動きや行動から学ぶ「模倣学習」
 4-11 転移学習
 4-12 GAN(敵対的生成ネットワーク)
 4-13 トランスフォーマーモデル
 4-14 説明できるAI「XAI」
 4-15 AIが人間のように論理的な推論を行う「リーズニング」
 コラム ゼロショット学習(Zero-shot Learning)
 4-16 テストタイムスケーリング/テストタイムオーギュメンテーション
「図解入門 最新 AI技術がよ~くわかる本」328ページ 秀和システム (2025/4/17) ソフトカバー ¥1,760 (Amazonで確認する

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ロボスタ編集部

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