静鉄ストアが商品情報の配信も行うコンパクト清掃ロボットを試験運用 掃き掃除や床洗浄など4種の清掃機能
2025年8月20日
By ロボスタ

静鉄ストア掛川店において、株式会社アイウイズロボティクスが提供する業務用清掃ロボット「J30S」のテスト導入が開始された。同ロボットは横幅約40cm、高さ1mのコンパクト設計ながら、1000㎡以下の清掃エリアに対応し、通路幅60cm以上の空間で稼働可能という。
多機能性と高性能を両立
「J30S」は、AI センサーを活用した高精度な障害物回避機能を搭載している。「掃き掃除」「吸塵」「床洗浄」「セルフクリーニング」の1台4役の多機能性を実現し、スーパーの多様な空間構成にも柔軟に対応する高い清掃性能を発揮する。
清掃と情報配信の融合
ロボットの大きな特徴は、床面清掃を行いながら画面を通じて商品情報を配信できる点だ。清掃業務と顧客への情報提供を同時に実現することで、店舗運営の効率化と売上拡大の両立を図っている。
段階的な導入拡大を計画
掛川店と藤枝駅南店での効果検証を経て、2026年度以降は年間4店舗を目途に導入拡大が計画されている。日本社会が直面する人手不足問題の解決に向け、店舗の売上拡大につながるソリューション提供を目指している。
労働力不足が深刻化する中、清掃業務の自動化は重要な課題となっている。「J30S」は、販促と清掃の機能を両立した小型ロボットとして、店舗業務の効率化に寄与するだろう。
関連記事
清掃や案内ロボット、遠隔AI監視など最新ソリューションを展示 大和ライフネクスト本社にDXショールームを開設
自動清掃ロボットの導入拡大中、2024年度の販売台数を公表、年度内の販売見込みも発表 東急プロパティマネジメント
ファミマが販促も床清掃もする小型モニター搭載ロボット「ポム」を60店舗に導入 デジタルサイネージと連携した商品訴求の実証実験
清掃や案内ロボット、遠隔AI監視など最新ソリューションを展示 大和ライフネクスト本社にDXショールームを開設
自動清掃ロボットの導入拡大中、2024年度の販売台数を公表、年度内の販売見込みも発表 東急プロパティマネジメント
ファミマが販促も床清掃もする小型モニター搭載ロボット「ポム」を60店舗に導入 デジタルサイネージと連携した商品訴求の実証実験
この記事を読んだ人におすすめ
-
清掃や案内ロボット、遠隔AI監視など最新ソリューションを展示 大和ライフネクスト本社にDXショールームを開設
-
GMO AIRがRoboPathと代理店契約 エレベータ連携など自律型AI搭載の多機能ロボット「UP」の国内導入を促進
-
万博会場で配送ロボットNAOMI-2と清掃ロボットKIRARAが活躍中 動画を公開 エイム・テクノロジーズ
-
エレベーター連携で複数のフロアにロボットの導入を促進、RoboPathとジャパンエレベーターがサービスを開始
-
業界最高クラスの吸引力、AI搭載プール清掃ロボット「Hydro6」販売開始 施設の人手不足対策に貢献
-
空港施設初、関西国際空港でアイリスオーヤマのDX清掃ロボット「BROIT」の運用開始
-
話題のヒューマノイド「Unitree G1」ダンス動画の第2弾を公開 音楽を続けろ、ダンスを止めるな!
-
2体のヒューマノイドが協働する動画をFigure社が公開 OpenAIやMicrosoft、NVIDIAなどが出資
-
家庭用ヒューマノイド新型モデルの動画を1Xが公開 珈琲を入れ、掃除機をかける様子も 公式サイトが日本語対応
-
戸田建設が小型自律搬送ロボット「カチャカプロ」導入 採用した理由・活用方法・導入効果を公表