フランス大手通信事業者Orangeがマルチサービスバーチャルアシスタント「Djingo(日本語読み:ジンゴ)」を発表した。
Djingoとは?
Djingoは「マルチサービスバーチャルアシスタント」と呼ぶ音声やテキストで直感的で簡単に扱えるインテリジェントなアシスタントだという。またOrange以外のパートナーのサービスにも開放され、エコシステムを構築していくという。この部分はAmazonのAlexaの戦略と同じようなものだと思われる。DjingoはOrageアプリ、セットトップボックスのリモコン、専用スピーカーなどからアクセスが可能という。
Djingoの利用例・機能として以下が例示されている。
・Orange TVのコントロール機能
・Orangeにつながっているデバイスの管理機能
・パーソナルアシスタント機能
・電話をかけたり、SMSを送信したりする機能
・情報を聞いたり、質問に答えてもらう機能
これらに限らず、人工知能を活用してユーザーから学びながら最適な回答ができるようになっていくようだ。
Djingo speakerとは?
Djingoスピーカーは、音声コマンド「Djingo」が使えるスマートスピーカー。公式発表では家族の声を識別し、それぞれのユーザーに併せたサービスが提供できるという。先日Google Homeがユーザーの声で識別できるようになったという発表があったが、それと同様の機能だろうか。

サイズ的にはAmazon Echo Dotのような小ぶりなサイズで、どこから見てもLEDが確認できるデザインとなっている。このDjingoスピーカーの発売は2018年初頭予定とのことだ。
Djingoの解説動画
以下オフィシャルの解説動画も公開されている。(フランス語音声、英語字幕)
僕はこう思った:
Amazon EchoとGoogle Homeに対抗する各国の動きも注目です。日本の動向も気になりますね。もちろん引き続き継続ウオッチしていきたいと思います。
ロボスタ / 音声アシスタント特集

