サムスンが出願した米国向けの特許資料の中に、AI音声アシスタントBixby搭載と思われるデバイスが登場しているので紹介したい。
サムスンのBixbyスマートデバイスはディスプレイ搭載?
Amazon Echoを始めとするスマートスピーカーの典型的な形の「筒型」形状ではなく、ディスプレイを搭載したAI音声アシスタントデバイスと思われる画像が特許資料に含まれていたのだ。
もちろんこの特許資料のまま、製品化されると決まっているわけではないが、ディスプレイを前提としたデバイスとして登場する可能性は高いと思われる。すでに競合のAmazon Echo Showや、Essential Homeは既にディスプレイを搭載しているのだから、これから発売するデバイスならディスプレイやカメラの搭載は自然な流れだろう。
スマートスピーカーには画面があったほうが良いと思う理由
入力、つまり音声で指示を出すのはキーボードやタッチディスプレイでタイピングするより速くて簡単だ。しかし出力で見ると、音声だけで読み上げられるよりも、画面による情報表示のほうが速い。これを痛感するのが画面なしのスマートスピーカーでニュースを長々と読み上げさせる時だ。長文を音声で話されると内容を把握するのに時間がかかってしまうのだ。こういう使い方の場合は、音声の読み上げを待たずにさっと画面で確認出来たほうが便利なのだ。音声入力、音声出力にプラスして画面出力を組み合わせるのが理想的なデバイスの構成だと思う。
僕はこう思った:
まだ特許資料の話でしかないので発売時期や価格詳細は不明ですが、Apple他競合の動きを考えると年内に何らかのリリースがあってもおかしくないような気がします。また続報あり次第お伝えしていきます。