Kakao Talkで有名な、韓国のメッセージングサービス大手のカカオ社がAI音声アシスタントプラットフォームを開発中であり、また音声操作可能なスマートスピーカーも開発中という。
日本でも既にLINEがClovaとClova搭載のWave、Faceを発表しておりそれと同様の戦略と言える。
カカオのAIチームは、カカオトークはもちろん、運営しているポータルサイト、音楽ストリーミングサービス「メロン」、タクシー予約アプリ「カカオタクシー」や「カカオナビ」などにも音声アシスタント機能を実装する予定だという。
カカオはこの音声AIプラットフォームをサードパーティーにもSDKとして提供予定という。
リリースタイミングはプラットフォームは今年中旬、スマートスピーカーは今年年内を予定しているという。これはほぼLINEの製品発表に近いスケジュールとなっているのも興味深い。
上記の動画はウォール・ストリート・ジャーナル主催のテクノロジー・カンファレンス「Dライブ・アジア」での様子。カカオのイム・ジフンCEOがこの戦略について語っている様子だ。今後の入力は音声や画像になるという。
僕はこう思った:
韓国語のAI音声アシスタントはKakaoとLINEという韓国勢と、米国のデバイスの戦いとなりそうです。日本の市場を占う意味でも注目していきたいと思います。
Gizbot / Kakao to introduce AI voice assistant platform
The Investor / Kakao to release AI-powered voice assistant platform
ロボスタ / 音声アシスタント特集