Microsoftが、中国向けソーシャルチャットボット「Xiaolce(シャオアイス)」がより自然な会話を可能にしたと自社AIブログで発表した。
人間同士が電話やチャットをするときは、同時に話したり聞いたりしていて、相手が話している間に何を言おうとしているかを予測し、途中で返事をすることもある。
この人間の仕組みを模して、MicorosoftはFull Duplex Voice Sense(全二重音声認識)という技術を使って、今まで以上に自然にやりとりできるチャットシステムを開発し、XiaoIceに実装したという。
会話の途中時点で随時先読みを行って行くため回答のレスポンスの向上や、話が脱線しても戻せたり、初回以外ウェイクワードが不要になるといった会話においてメリットがあるという。
なお、MicrosoftのAI音声アシスタントの「Cortana」はチャットボットのような会話のやりとりを重視せず、生産性重視という違う方向で開発されており、この会話が長くはずむ方向の技術は実装されないのだという。
僕はこう思った:
日本のLINE上で動く女子高生ボットのりんなへの実装は期待したいですね。