今もっともAI音声アシスタントの導入に積極的な自動車メーカーといえばBMWだ。
2017年の段階でAlexa導入を発表してから、Microsoft Cortanaへの対応、Google Assistantへの対応、中国Tmall Genie対応、そして「Hey BMW」で起動する自社のアシスタントも発表するに至っている。
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そんな先進的な取り組みを見せるBMWの車載システムについて、先日オーランドで開催されたMicrosoftのIgniteカンファレンスのオープニングでMicrosoftのサティア・ナデラCEOが言及した。
BMWは社内開発でMicrosoftのクラウドやAIツールを活用して、AlexaやCortanaなどのサードパーティーのアシスタントを動かす仕組みを構築しており、現在の技術パートナーシップの「モデル事例」だと評価した。
実際、ユーザーが日頃使うアシスタントを車内でも使いたいと考えるのは当然であり、あらゆるアシスタントに対応していくBMWの戦略は正しいと思われる。今後他社メーカーも動きも注目していきたい。
Source:BMW Group / Geekwire.com