2018年10月22日、QualcommがAlexa voice service (AVS) 開発キットとして「Qualcomm Smart Headset Reference Design for AVS」を発表した。
そもそもAmazon Alexa voice service Development Kitとは?
既にロボスタではAlexa Voice Service(AVS)およびその開発キットについて紹介してきた。詳しくは下記記事を参照いただきたいが、簡単に言えばAlexa搭載製品の開発者向けに、チップセット、音声処理テクノロジー、AVS APIを活用したクライアントソフトウェアをセットにして、開発コストをかけずに商用レベルの音声デバイスを構築するためのキットだ。
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Qualcomm Smart Headset Reference Design for AVSとは?
そして、今回Qualcommが発表したのはAmazon Alexa向けの「スマートヘッドセット」用のキットだ。過去にはなかった製品で、これはAlexa Mobile Accessory Kitを使って構築された最初のBluetoothスマートヘッドセットの開発者向けキットになる。
Reference Design

メーカーがスマートフォンと接続したヘッドセットでAlexaを使いこなせるかどうか評価するためのデバイスとなっている。なおAlexaはウェイクワード起動ではなく、本体のボタンをプッシュして起動するタイプだ。
リファレンスデザインの価格は1ユニット298.75ドルとなっている。
Development Kit

またソフトウェアの開発キットも合わせてリリースされた。メーカーが前述のリファレンスデザインを評価した後、このキットを使うことで自社のAlexa組み込み製品の開発をより効率的かつコスト効率よく行えるようになるという。
Source:Qualcomm





