2018年11月14日、米国向けのGoogle Assistant / Google Homeに8つの新機能が追加されたことがGoogle Blogにて発表された。
今後、日本でも早期に導入されるよう期待を込めて発表された8つの新機能をそれぞれ紹介していく。
1. ブロードキャスト機能の強化

スマートスピーカー、スマートディスプレイで受けたブロードキャスト通知をテキストまたは音声で返信可能になった。これで双方向でブロードキャストできるようになったので大幅に利便性が高まったと言えるだろう。
2. スマートディスプレイ向けレシピ対応
スマートディスプレイ用にレシピ機能が充実した。ディスプレイに、検索履歴や時間帯や季節に合わせたおすすめのレシピカードを表示する。また気に入ったレシピはMy Cookbookに保存していつでも表示できる。
3. アニメキャラクター声のアラーム設定

LEGO City、LEGO Life、LEGO Friends、ミュータント・タートルズなどのキャラクターの声でアラームを鳴らすことができるようになった。「Hey Google, set a Teenage Mutant Ninja Turtle alarm for 8:00 PM.」などと指定する。
4. 子ども向けコンテンツの拡充

先日お伝えした読み聞かせ機能向けに、新しい物語が25話追加された。
他にも子供が尋ねそうな内容に即した回答に対応し、恐竜、スーパーヒーロー、工作、宇宙の話題から、歯が抜けたといった話題にも回答できるようになった。なお13歳未満の子どもの場合、Google Family Link for parentsアプリで親が許可する必要がある。
5. ポッドキャスト・オーディオブック再生機能向上

再生速度の調整に対応した。「Hey Google, play at twice the speed」で倍速に、「Hey Google, play faster」でもっと早く再生するよう指示できる。
6. スマートホームデバイス対応の強化

スマートディスプレイのホームビュー画面で制御できる対応するデバイスとして、パナソニック、Roku、LGのTV、Telstraのセットトップボックス、Logitechのリモコンなどが追加された。
7. トリビアゲーム「Are You Feeling Lucky?」

スマートディスプレイ向けに家族や友達と楽しめるトリビアゲームが追加された。「Hey Google, Are You Feeling Lucky?」で起動。ゴルフボールにはいくつのくぼみがあるでしょう?といった質問が出される。
8. Androidの時計アプリからのルーチン起動対応

Androidの時計アプリにカスタムルーチンが追加され、Google Assistantと統合された。例えば、まず朝起きて最初にすることがアラームを止めることだとすれば、そこから朝に必要なルーチン、たとえばニュースを読み上げ、電灯をつけるといった一連の作業を開始できるので日常的に便利な機能になるはずだ。
またGoogle Assistantに「Hey Google, silence my phone」と伝えるとスマートフォンが着信拒否モードになるようになった。寝る前に伝えるのには便利なコマンドだろう。
ここまでが8つの新機能だ。どれも着実な成長を遂げている印象で、これを繰り返していくことでさらに使い勝手が良いAIアシスタントへと進化していくことだろう。
Google Smart Light Starter Kitが値引き

さらに今回、Google Home MiniとGE製スマートライトを同梱した「Google Smart Light Starter Kit」が11月21日~11月28日の期間限定でGoogle Store、Best Buy、Target、Lowes、Walmartで通常55ドルのところ31ドルに値引き販売されることが発表された。
AIアシスタントをより活用するために周辺のデバイスもこれまで以上に手頃な価格で販売されていくことになりそうだ。
Source:Google








