米グーグル、Google Home MiniとGE製スマートライトを同梱した「Google Smart Light Starter Kit」を発表

Made by Google 2018にて、Googleがスマートホームデバイスに関する興味深い発表を行っている。


Google Assistantに対応するスマートホームデバイスは、1,000以上のブランド・10,000機種以上に広がったことが発表された。Google Assistantで動作する人のデバイスの出荷台数は2億台を超えるという。Googleは対応機種について2018年1月に1,500機種、2018年5月に5,000機種と発表していたので、すさまじいペースで対応機種が増えていることがわかる。

なお参考までにライバルのAmazon Alexaは既に20,000機種をサポートしている。まだAlexaがリードしている状況だ。



そんなスマートホーム対応を加速させるべく、今回Googleが米国で新たに発表したのが「Google Smart Light Starter Kit」だ。

Google Home Mini (49ドル)とGEのC-Life電球 (15ドル)のセットになったもので、通常64ドルがスターターキットとして55ドルで販売されるものだ。また必要あれば追加でC-LifeおよびC-Sleep電球も簡単に購入可能になっている。

値段が少し安いということより、相性に問題がないデバイスのセットで、接続が簡単ということが魅力だろう。部屋の電球をC-Lifeに差し替えて、手動でライトを点けて、Google Homeアプリをダウンロードして、Google Home Miniの設定を行い、C-Lifeをペアに指定するだけで今後音声でライトの制御が可能になる。

Google Store、Best Buy、Target、Lowes、Walmart.comで販売される予定だ。



Source:Google Store (US) , Google Blog

ABOUT THE AUTHOR / 

中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

PR

連載・コラム