圧縮空気で駆動する人工筋肉「PMJシリーズ」バリエーションを拡充 細くてしなやかなロボットハンドや生物模倣ロボットの設計に

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圧縮空気の力で駆動するソフトアクチュエータ、空気圧人工筋肉Pneumuscle(ニューマッスル)の製造・販売を手掛ける株式会社コガネイは、空気圧人工筋肉Pneumuscle「PMJシリーズ」の駆動部長さバリエーションを拡充し、eコマース(Amazonビジネス)で2022年10月11日から販売を開始することを発表した。

200mm以下の駆動部長さを10mm刻みのラインナップに拡充

コガネイの空気圧人工筋肉は、圧縮空気を供給すると駆動部が収縮して牽引力が発生するアクチュエータの一種。その軽く、細く、しなやかな特長からロボットハンドや生物模倣ロボットなどへの応用が研究されている。従来は100~1,000mmの間で100mm刻みの駆動部長さを揃えていたが40mmや150mmなど、標準ラインナップ以外の駆動部長さを要望する声が多く、都度特注対応を行ってきた。

空気圧人工筋肉 Pneumuscle


Pneumuscleを用いたロボットハンド

同社は今回、200mm以下の駆動部長さを10mm刻みのラインナップに拡充する。牽引力が異なる2サイズにおいて、各サイズの駆動部長さは最小30mmから選定することができる。これにより設計の自由度が向上して、狭いスペースに設置することや任意の収縮量を得ることが容易になる。
200mm以上の標準ラインナップ以外の駆動部長さは、従来通り都度特注対応を継続する。また、Pneumuscleを用いた応用製品の相談や共同開発も随時受け付けている。

《山田 航也》

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山田 航也

山田 航也

横浜出身の1998年生まれ。現在はロボットスタートでアルバイトをしながらプログラムを学んでいる。好きなロボットは、AnkiやCOZMO、Sotaなどのコミュニケーションロボット。

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