株式会社LexxPlussは、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社(以下、AWSジャパン)が実施する「フィジカルAI開発支援プログラム by AWSジャパン」に採択されたと発表した。
同プログラムは、物理世界で動作するAI(フィジカルAI)の開発を加速させる企業を支援するもので、技術・ビジネス両面の観点や実現性、社会的インパクトなどを総合的に評価して選考が行われた。
LexxPlussは本プログラムを通じてAWSクレジットの付与を受け、産業特化型ヒューマノイドのAIモデル学習およびシミュレーション環境の高度化を推進する。
産業特化型ヒューマノイド事業を本格始動
製造・物流現場では2030年までに深刻な労働力不足が予測されている。LexxPlussはこの課題に対し、単なる自動化を超え、人と区別されることなく「1名」と数えられる「働き手(労働力)」そのものを供給する「産業特化型ヒューマノイド事業」を2026年2月に本格始動した。
同事業の第一弾となるモバイルマニピュレータ「LexxMoMa(レックスモマ)」シリーズは、世界初の「手足のシンクロ動作」により、従来比4倍の生産性を実現している。この複雑な動作制御と過酷な現場環境への適応には、膨大な計算資源によるAI学習が不可欠とされる。
今回のプログラム採択により、AWSのクラウド基盤を活用して以下3点の開発を加速させる。
「手足のシンクロ動作」の高度化で、移動しながらアームを駆動させる独自ソフトウェア技術の精度向上を図る。
AWS上での大規模デジタルツインによる学習で、膨大な走行・作業シミュレーションを通じてエッジAIの学習スピードを大幅に短縮する。
2033年に「10,000名の労働力供給」を実現するための基盤強化として、24時間365日の高精度稼働を支える堅牢なフリートマネジメントシステムの構築を進める。
2033年に1万名分の「働く力」を現場へ
LexxPlussは「自律的産業インフラを構築する」をミッションに掲げ、日本の物流業・製造業の課題解決を目指すスタートアップだ。

AIとロボティクス技術を組み合わせ、「持つ・運ぶ・作業する」を1台で自動化する「LexxMoMa」のほか、自動搬送ロボット「Lexx500」、牽引アタッチメント「LexxTug」、ロボット統合制御システム「LexxFleet」など、次世代の産業インフラ構築を支えるロボティクス製品を開発・製造・販売している。
ロボスタ・オンラインセミナー情報
「AIエージェント × ヒューマノイド 生成AI時代の「Pepper+」徹底解説」
ロボスタではオンラインセミナーを定期的に開催しています。
4月後半はソフトバンクロボティクスが登壇し、「AIエージェント × ヒューマノイド 生成AI時代の「Pepper+」徹底解説」を開催します。

ソフトバンクロボティクスは「Pepper」を2014年に発表、2015年に発売開始、世界初の量産型ヒューマノイドとしてギネス世界記録にも認定されました。身長約120cmの親しみやすいデザインを活かし、会話やダンス、歌といったエンターテインメント用途に加え、観光、介護、教育、小売、イベント、オフィス受付など幅広い分野で社会実装が進められてきました。
このPepperの進化版モデルであり、AIエージェント機能を中核に据えた新世代のロボットプラットフォーム「Pepper+」を2026年に発表しています。生成AIやAIエージェントを活用したヒューマノイドの社会実装の知見を紹介します。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら。
人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る 住宅×フィジカルAI×ロボティクス最前線
5月には株式会社MWの成田修造氏を迎え、「人とロボットが共生するこれからの住環境 MWが語る 住宅×フィジカルAI×ロボティクス最前線」を開催します。
フィジカルAIやヒューマノイドが話題になる中、「ロボットやAIが溶け込む住宅とは何か」という、近い未来に起こる住環境の変革について解説していただきます。

フィジカルAIやロボットが住宅環境にどのような進化を与えるのか。斬新な発想とデザイン、AIやロボットの活用法やビジネスモデルを紹介します。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら。
アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る
5月26日(火)には「実装」と「販売」の両輪でAIロボット市場を開拓している、アイリスオーヤマを筆頭としたアイリスグループによる「アイリスグループのロボット事業拡大戦略 ~AIロボット市場の勝ち筋を探る」を開催。

同グループの実績は、清掃ロボットを中心に導入企業7,000社以上、累計出荷台数は22,000台以上にのぼり、急成長を遂げています。
セミナーでは、アイリスオーヤマの大山社長が登壇、ロボット事業戦略についてご講演頂きます。続いて、東京大学大学院情報システム工学研究室(JSK)出身で、元Googleのロボットエンジニアであり、同社傘下のシンクロボの小倉社長より製品スペック等の詳細をご説明頂きます。
セミナーの詳細とお申し込みはこちら




