Prox Industries株式会社は、ユニバーサルロボット(以下、UR)の「フィジカルAI開発支援プログラム」を活用し、協働ロボット「UR3e」2台による双腕ロボット構成を用いたフィジカルAIの研究開発を加速すると発表した。
VLAと強化学習を組み合わせたハイブリッドアプローチで現場実装へ
近年、VLA(Vision-Language-Action)をはじめとする基盤モデル技術の進展により、柔軟物の多段階処理や対象ワークの状態・姿勢が一意に定まらない工程など、従来の自動化では対応が困難だった領域への応用期待が高まっている。
同社はこうした背景を踏まえ、多段階タスクをサブタスクに分解し、VLA・コンピュータビジョン(CV)・IK(逆運動学)を適切に組み合わせる「AI+ルールベースのハイブリッドアプローチ」の検証を加速。製造・物流現場が求める高い処理速度と安定動作を両立させる制御パイプラインの構築を進める方針だ。

東大松尾研発スタートアップが独立系フィジカルAI企業として展開
Prox Industriesは「日本から物理知能を実装する」をテーマに掲げる東京大学松尾研発スタートアップだ。ヒューマノイドや四足歩行ロボット、協働ロボット、モバイルマニピュレータなど多様な実機に加え、NVIDIA Omniverseを活用したSim2Real・Real2Simにも取り組む。特定のロボットメーカーに依存しない独立系企業として、製造・物流・建設・インフラ・農業など幅広い産業分野へのフィジカルAI社会実装を目指している。
URの「フィジカルAI開発支援プログラム」では、実機提供・特別価格適用・技術支援・共同プロモーションを通じてパートナー企業の開発から現場実装までを一貫支援する。UR日本支社代表の山根剛氏は「URはフィジカルAI開発に適した基盤であり、本プログラムを通じてパートナーの取り組み加速に貢献する」とコメント。
2026年7月1日(水)~3日(金)に東京ビッグサイトで開催される第38回ものづくりワールド東京「フィジカルAI展」への出展も予定されており、研究成果のデモンストレーション発信が見込まれる。
ロボスタオンラインセミナー情報
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Preferred Roboticsは、小型AMR「カチャカプロ」で、自律搬送ロボット(AMR)の国内市場において台数シェア1位を獲得しました(富士経済調べ)。
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JR西日本が導入した「汎用人型重機」人機一体の金岡博士が登壇
「あまねく世界からフィジカルな苦役を無用とする」。
「汎用人型重機」「多機能鉄道重機」という新たな産業ロボットの概念を切り拓いてきた人機一体の代表、金岡博士がオンラインセミナー「人機一体に聞く「人型重機とフィジカルAI」社会実装のリアル ~人を拡張するロボットの最前線~」に登壇。
JR西日本と共同で開発・実証が進む「人型重機」による鉄道インフラ保守の最前線をご紹介。高所作業や危険作業を人に代わって担うロボットが、どのように現場へ導入され、実際の業務を変革し始めているのかを、具体事例とともに解説します。
また、ヒューマノイドやフィジカルAIの潮流にも踏み込み、人機バイラテラルアームに代表されるマニピュレーション技術の進化、人間の技能のデータ化・再現といった技術的アプローチについても、現場視点で整理します。

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