2026年8月25日、ロボット企業LimX Dynamicsのヒューマノイドロボット「TRON 2」にWUJI TECHが開発したロボットハンド「Wuji Hand 2」を統合した機体が、薬局業務をこなす動画がYouTubeで公開された。生薬の取り出し、計量、粉砕、梱包が一連の動作として実行されている様子が収められている。
全方向に動けるベースが両手を作業に専念させる
全方向に動けるベースが両手を移動の負担から解放し、物を持ち上げたまま作業を続ける力加減の制御を行っている。

取り出しから計量まで両手が役割を分担する
作業はまず、多数の引き出しが並ぶ生薬棚から始まる。片手で引き出しを開け、乾燥した生薬をつかみ出す場面が映る。


続く計量の場面では竿秤(さおばかり)を両手で持つ様子が収められている。


粉砕と梱包でも両手が異なる役割を担う
続く場面では、白い乳鉢に入った生薬に粉末状のものが振りかけられ、すりつぶされていく様子が映る。


最後の梱包の場面では、それを紙袋に移す動作が確認できる。

取り出し、計量、粉砕、梱包という4つの工程を通じて、両手がそのつど異なる役割を担いながら一連の流れをつないでいることがわかる。単純な繰り返し動作ではなく、その場の状況に応じて手を使い分けている点が、この映像の見どころである。
薬局の一場面が示す両手協調の可能性
薬局のカウンター業務という具体的な一場面を通じて、全方向移動ベースによる両手の解放と、両腕・両手の協調制御という技術がどのように組み合わさっているかが示された映像と言える。
こうした細かな手作業の自動化が、薬局以外のどのような現場に広がっていくのか、今後の展開に注目だ。
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