一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(通称:Scramble)は、地域ロボット部活動「ジュニアロボットチーム」に参加する全国の小中学生を対象とした「小中学生フィジカルAIハッカソン@TEPIA先端技術館」を、2026年11月7日(土)・8日(日)の2日間、東京・港区のTEPIA先端技術館で開催する。
生成AI「Claude」と双腕ロボットアームを使い、子どもたちが身の回りの課題の解決に取り組む。
Claudeと双腕ロボットアームでアイデアを動きに

このハッカソンの特徴は、生成AIのClaudeと、2本のアームを備えた双腕ロボットを組み合わせて使う点だ。子どもたちはClaudeと対話しながら解決策のアイデアや実現方法を検討し、双腕ロボットアームでそれを実際の動きとして形にしていく。
題材は、AIを現実世界での動作や作業につなげる「フィジカルAI」である。「ロボットに何をしてもらいたいか」「その動きがどんな困りごとの解決につながるか」を自分たちで考える。生成AIとロボットの両方に触れ、技術を課題解決にどう生かすかを探る狙いだ。
課題を見つけて試行錯誤する2日間
ハッカソンとは、限られた時間の中でチームがアイデアを出し合い、集中的に試作・開発に取り組むイベントである。参加する子どもたちは、身の回りから課題を見つけて仮説を立て、試作と検証を重ねる。思いどおりに動かない場面でも、仲間と相談しながら改善を繰り返してアイデアの実現を目指す。


最後に各チームが成果を発表し、参加者同士の投票を通じて互いの工夫や発想を学び合う。
成果発表会は一般も見学可能
11月8日12時からの成果発表会は、一般の人も見学できる。各チームが着目した課題や解決のアイデア、Claudeと双腕ロボットアームを使った試作・検証の成果が紹介される。一般見学はこの成果発表会のみが対象である。
開催概要
名称 | 小中学生フィジカルAIハッカソン@TEPIA先端技術館 |
|---|---|
主催 | 一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(Scramble) |
日程 | 2026年11月7日(土)・8日(日) |
会場 | TEPIA館4階 TEPIAホール |
参加対象 | 小中学生 |
使用する技術・機材 | 生成AI「Claude」、双腕ロボットアーム |
一般見学 | 11月8日(日)12時からの成果発表会のみ |
ジュニアロボットチームとは
Scrambleは「誰もがエンジニアの素養を持ち、より良い社会を共創する。」をビジョンに、エンジニア教育の裾野拡大に取り組んでいる。主力事業の「ジュニアロボットチーム」では、小学5年生から中学3年生までの子どもたちがチームを組み、現役エンジニアや研究者の指導のもとで大型ロボットを製作し、同機構主催の「エンジニア選手権」への出場を目指す。学校教育だけでは得にくい高度なエンジニアリング教育を、地域企業の協賛のもとで実施し、地域在住の専門家とともに学ぶ「地域部活動・地域課外活動」のモデルとして整備を進めている。
会場のTEPIAは、一般財団法人高度技術社会推進協会が東京・北青山で運営する施設で、先端技術やものづくりの魅力を発信する「TEPIA先端技術館」を擁している。
ロボスタオンラインセミナー情報
■自民党ロボット議連・山田太郎事務局長が語る『日本のフィジカルAI開発戦略』
日本はフィジカルAIでどう勝つのか。ロボット基盤モデル、VLA、実世界データなどの技術動向から、国家戦略の実行ロードマップまで。技術と政策の両面から読み解く85分間。
ロボスタでは、米PTCでの勤務や製造業向け企業の経営経験を持ち、現在はロボット議員連盟の事務局長としてAIロボティクス政策を推進する参議院議員・山田太郎氏をお招きして、オンラインセミナー「日本はフィジカルAIでどう勝つのか ~ロボット議連・山田太郎事務局長が語る「AIロボティクス戦略」実行フェーズ~」を11月13日(金)に開催します。

日本が強みを持つ産業用ロボットや製造業、部品・制御技術を、ロボット基盤モデルの開発や実世界データの収集・活用にどう結びつけ、国際競争力を高めていくのか。
政府が掲げる「AIロボティクス戦略」、経済産業省の「GENIAC」、国産マルチモーダル基盤モデル開発プロジェクト「FRONTia」などについても掘り下げます。
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■Honda「P2」「ASIMO」の開発者、竹中氏が登壇
日本では約30年前から、人と共存するヒューマノイドの研究開発が進められてきました。その象徴的な存在が、Hondaの「P2」と「ASIMO」です。2026年4月には、その歴史的な技術的功績が評価され、「P2」が「IEEEマイルストーン」に認定されました。
ロボスタでは、Honda「P2」「ASIMO」の開発を中核で担った竹中透氏をお招きし、オンラインセミナー「Honda「P2」「ASIMO」が残した軌跡 開発者・竹中透氏が語るヒューマノイドの原点とフィジカルAI時代の未来」を2026年11月25日(水)に開催します。

当時のヒューマノイド開発の舞台裏と、そこから生まれた技術や開発思想、試行錯誤やブレークスルーについてお話しいただきます。
また、フィジカルAIによってヒューマノイドが再び世界的な注目を集める中、今後の技術進化や未来展望についても議論します。
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■フィジカルAIネイティブ「国産セミヒューマノイド」の全貌
ロボスタ・オンラインセミナーとして、警備・点検などの業務用ロボットを社会実装し、国産セミヒューマノイド「ugo Nova」の開発を進めるugo株式会社の松井健CEOをお招きして「国産セミヒューマノイド「ugo Nova」の全貌 松井CEOが語るフィジカルAI開発戦略と社会実装の最新動向」を、2026年12月15日(火)に開催します。

セミナーでは、ugoの松井健CEOを再びお招きし、「ugo Nova」の開発背景や従来機からの進化・強化ポイント、ロボット基盤モデルの仕組みと開発戦略などについて、具体的に解説していただきます。
また、AIロボット協会(AIRoA)が実施する「国産汎用ロボット開発コンペティション」での改良機開発フェーズへの進出をはじめ、共同プロジェクトの最新動向についても伺います。
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