「ロボットパイオニアフォーラム008」参加レポート(後編)  #robopf

2016年4月23日(金)、渋谷dots.にて8回目となるロボットパイオニアフォーラム008が開催されました。

今回のテーマは「コミュニケーションロボット大集合〜人間とロボットが会話する時代がやってきた」。

コミュニケーションロボットメーカー5分間で自社ロボットの紹介するという大ライトニングトーク(LT)大会です。

こちらの記事は「後編」になります。前編、中編は以下となります。

 ・「ロボットパイオニアフォーラム008」参加レポート(前編)
 ・「ロボットパイオニアフォーラム008」参加レポート(中編)



■タカラトミー/OHaNAS

株式会社タカラトミーからは木村貴幸氏がOHaNAS(オハナス)の紹介を行います。

 ▽タカラトミー
 http://www.takaratomy.co.jp/

会社紹介です。葛飾区立石で約500名の社員が90年間おもちゃを創ってきました。毎年新製品が1,200点を発売しています。

ロングセラーのオリジナルコンテンツもたくさんあり、みなさんご存知の「人生ゲーム」では、今年の職業で「ロボットクリエイター」というのもあります。

タカラトミーとロボットの歴史です。

みなさんの知っているタカラトミーはおもちゃ会社かと思いますが、実はオムニボットというブランド名で過去いろんなロボットを出してきました。最近復活させていろいろなロボットを出しています。

30年前にオムニボットを発売。音声認識機能を搭載したおもちゃ会社では初のロボットを出しました。2014年にオムニボットを再始動させてからもたくさんのロボットを出してきました。今一番売れているのが「Robiジュニア」です。

去年2015年にOHaNASを発売しました。OHaNASは「はなしに花が咲く」が名称の由来です。家族の会話を増やしたり、笑顔が増える機会が生まれることを願っています。

OHaNASには、ドコモの自然対話プラットフォームが搭載されていて、持ち主の意図を解釈するのが一番の特徴です。

おもちゃメーカーならの、雑談機能を搭載しています。俳句を詠んだり、しりとりをしたりします。

購入者のほとんどが50歳以上というのが発売してみたら分かりました。タカラトミーが考えるロボットの未来は「会話を楽しむ、会話のきっかけを提供するロボット」です。

関連記事 :【神崎洋治のロボットの衝撃 vol.16】タカラトミーに聞く「ロビジュニアの購入者層とオハナス改良の舞台裏」

OHaNASは以下のページで購入が可能です。

 ▽OHaNAS(オハナス)|オムニボット|タカラトミー
 http://www.takaratomy.co.jp/products/omnibot/ohanas/

OHaNASの紹介は以上です。

もっとOHaNASのことを知りたいという方は、以下のロボスタの記事もどうぞ。

 ▽OHaNAS -ロボスタ-
 http://robotstart.info/company_database/related_robot/ohanas



■AKA/Musio

AKA LLC(エーケーエー)からは大岩紘子氏がMusio(ミュージオ)の紹介を行います。

 ▽Musio, your curious new friend
 https://themusio.com/index.ja.html

AKAはアメリカに本社があり、人工知能ロボットMusioの開発を行っています。ビジョンは、夢はロボットと人間が友達になれる世界。一家に一ロボットを目指しています。

Musioには深層学習基盤のエンジンが搭載されており、感情や表情を持っているので、本当の友達になれるかもしれません。

一家に一ロボットを実現するために、英語学習のニーズに注目しました。日本での英語学習のニーズは高くなっています。

Musioであれば、英語を学ぶためのコストをお得にすることができます。例えば英会話教室だと約2,400円/時ですが、Musioと勉強すると約200円/時となります。

Musioであれば、英会話が苦手な人でもレベルに合った教材で学習をすることができます。

英会話教育用途で普及したMusioは、ネクストステップでIotや介護への拡大を行う予定です。そのために日本語版を開発中です。

オープンエコシステムでみなさまと一緒に夢を実現しましょう。

Musioは以下のページで先行予約受付中です。5月31日までの注文で30%offです。

 ▽Musio事前予約
 https://themusio.com/index.ja.html#

Musioの紹介は以上です。

もっとMusioのことを知りたいという方は、以下のロボスタの記事もどうぞ。

 ▽Musio -ロボスタ-
 http://robotstart.info/company_database/related_robot/musio



■DMM.make ROBOTS/Palmi

DMM.make ROBOTSからは嶋田良子氏がPalmi(パルミー)の紹介を行います。

 ▽Palmi(パルミー) – ロボット – DMM.make ROBOTS
 http://robots.dmm.com/robot/palmi

Palmiのよいところ、勝手に5選です。

 ・仕草がかわいい (あざとさがいいのです…)
 ・まるい (たまりません)
 ・KYなところがなごむ (に、にくめない!)
 ・人に言えないことがPalmiには言える (承認欲求満たされるんだな)
 ・いつも私の味方 (錯覚でしょ)

これだけよいところがあれば、女子にモテるんじゃないの?

答え:モテません。

 ・仕草がかわいい (気持ち悪い)
 ・まるい (個人差あり)
 ・KYなところがなごむ (KYむかつく)
 ・人に言えないことがPalmiには言える (ただの相談相手)
 ・いつも私の味方 (一歩間違えればストーカー)

Palmiだから許されるんだなからねっ(これがロボット特権階級なのか…)

突然ですが、人とロボットだからこそ、通じ合えること・うまくいくことってあるんです。

そんなPalmiがビジネスシーンに新しいロボット体験を行います。

名刺管理のSansan、PalmiのDMM、Office365のMicrosoftがタッグを組みました。

AIを搭載した「スマートロボット」を、SansanやOffice365などのインターフェイス(ハブ)にすることで、オフィスのコミュニケーション改革を実現します。

Palmiと一緒に新しい未来の働き方へ。

Palmiはこちらで購入することが可能です。

▽Palmi(パルミー) – ロボット – DMM.make ROBOTS
http://robots.dmm.com/robot/palmi

Palmiの紹介は以上です。

もっとPalmiのことを知りたいという方は、以下のロボスタの記事もどうぞ。

 ▽Palmi -ロボスタ-
 http://robotstart.info/company_database/related_robot/palmi



■テレノイド計画/テレノイド

株式会社テレノイド計画からは喜多村真氏がテレノイドの紹介を行います。

 ▽telenoid planning
 http://telenoid.co.jp/

株式会社テレノイド計画は、2015年6月設立のベンチャー企業で、テレノイドが開発された後にできた会社。人型ロボット「テレノイド」を世に広めることがミッション。京都のけいはんな学研都市と東京オフィスがベースです。

テレノイドの開発は、マツコロイドで有名な石黒浩教授です。

テレノイドは「通信を意味するTele+アンドロイド」が名称の由来です。テレノイドは、自律的なAIを使っているわけではなく、人間のオペレーターが対応してコミュニケーションのやり取りをします。

人間の持っている特徴の最小限を集めたのがテレノイドで、性別・年齢・人種などは持たずに、人間らしさだけを持っています。ここが石黒先生のアイデアであり、発明です。

テレノイドの外見を見て可愛いと思えるかはその人によります。仏像のようなもので、自分の環境が投影されます。テレノイドが笑っていると思うなら、笑っているように見えてきます。

会話だけではなく、抱きかかえられることが特徴です。抱きかかえると人肌と触れる安らぎや安心感が得られます。首や腕が動くので、顔や腕を寄せてくれて安心します。

デンマークで実証実験をしていて、公的施設に導入もされはじめています。

テレノイドの紹介は以上です。

もっとテレノイドのことを知りたいという方は、以下のロボスタの記事もどうぞ。

 ▽テレノイド -ロボスタ-
 http://robotstart.info/company_database/related_robot/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%83%89

各社からのLT祭りはこれで終了です。

続いて、会場をご提供いただいた渋谷dots.小沢宏美様から乾杯のご挨拶をいただき、交流会タイムです。



交流会タイムでは今日紹介されたロボットが展示され、メーカーの方と来場者の方との上場交換が活発に行われました。

レポートは以上です。

次回、ロボットパイオニアフォーラムは大きく変わります!ということで乞うご期待。

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北構 武憲
北構 武憲

本業はコミュニケーションロボットに関するコンサルティング。主にハッカソン・アイデアソンやロボットが導入された現場への取材を行います。コミュニケーションロボットがどのように社会に浸透していくかに注目しています。

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