「変なホテル」がギネス世界記録認定! 累計宿泊客は5万人、 今後は千葉・愛知、海外展開へ

昨年7月17日にオープンした、ハウステンボスの「変なホテル~変わり続けることを約束するホテル~」が、”The first robot-staffed hotel(初めてロボットがスタッフとして働いたホテル)”として、ギネス世界記録に認定された。今後は、舞浜(千葉県)、ラグーナテンボス(愛知県)、更には海外での新棟建設を計画しているという。

フロントでは多言語対応のロボットたちがチェックイン・チェックアウトの手続きを行い、クロークではロボットアームが荷物を預かり、手荷物はポーターロボットが部屋(A棟のみ)まで運んでくれる。どこか温かみを感じるロボットたちとの楽しいひとときに、心をくすぐられるホテルだ。

客室前では顔認証をすれば、その後はまさに顔パス感覚。鍵の持ち運びのわずらわしさ、紛失の不安を解消する。


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フロントでは3体のロボットが出迎え。4か国語対応でスムーズなチェックイン手続きが可能。

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ロボットクロークでは、産業用ロボットの正確さとパワーを活用し、お客の荷物を預かる。

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生産性を追求した異なる2棟。WEST棟ではCLT(直交集板)を日本で初めてホテルに使用。 ※画像はWEST棟デラックスタイプ

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部屋への荷物の移動をロボットがお手伝い。(A棟のみ)

変なホテルの「変」には「変化し続ける」という意思が込められ、目指すは、常識を超えた先にある、かつてない感動と快適性だ。日本以外でも展開をしていくという同ホテル。日本発、世界初のロボットホテルとして、世界にどこまでインパクトを与えていけるだろうか。

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ロボスタ編集部

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