BLUE FROG ROBOTICSの「BUDDY」(バディ) の開発環境

ロボットスタートのメンバーはロボット大好きですから、創業以来徐々にオフィスにロボットが増えてきました。小さいものから大きいもの。動くものから動かないもの。本当にいろいろなロボットがあります。

そんなたくさんのロボットの中に、特にお気に入りのロボットというのがいます。
それは具体的には以下3つを満たすロボットであることです。

1. 人とコミュケーションがとれること
 (当社にとっては広告が表現できるロボットでなければ困る。)

2. インターネット接続できること
 (IoT時代を代表するデバイスがロボット。ネット接続は必須。)

3. ロボットアプリ開発ができる環境が公開されていること
 (これが一番重要!そしてその環境が良ければ良いほど魅力的。)

おなじみPepper/NAOPalmi/PALROSOTA/CommuJIBOなどはこれらの要件を満たしています。だから大好きなんです。

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そしてそこに新たに加わった僕らのお気に入りロボット「BLUE FROG ROBOTICSのBUDDY」の開発環境について、現在わかる範囲のことをお伝えしようと思います。

なおBuddyアプリを開発したい場合は、必ずデベロッパーモデルを選びましょう。そのためのモデルですからね。
デベロッパーモデルの場合、SDK提供、技術サポート、開発者の世界的なコミュニティへのアクセス許可など、開発者プログラムに登録されるそうです。

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これが現在公開されている開発画面です。スキンと呼ばれる表情の制御はこの画面で。

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条件分岐などもGUIで設定します。

Blue Frog Robotics SDK for BUDDYのイメージ図。
拡張可能で、しかもすぐに使える状態になっているとのこと。オープンソースにこだわった作りで、デベロッパーに喜ばれる環境になっていると思います。

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●unity 3Dベースのビジュアルプログラミングツールが用意されます。

●新しいライブラリを作成することができる高度なツールが用意されます。

●ナビゲーション、声、顔や物の認識、テキストからのスピーチなどの技術が使われています。

●アニメーション、グラフィックとサウンドライブラリが用意されます。

●プログラムサンプルととチュートリアルが用意されます。

●ロボットなしでの開発ができるようなシミュレーターも用意されます。

言語のサポートについては、Python、C++、C、C#、Java、Javascriptに対応しています。

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顔のディスプレイを使っての開発も可能なんでしょうか。

ということで、デベロッパーモデルを注文したロボットスタート、いち早くBuddyの開発に関する最新情報もお伝えしていきたいと考えています。ブルーフロッグロボティクスの皆様、そしてBuddyのファンの皆様、今後ともよろしくお願いします。


最後に、Facebookグループ「BUDDY fan club japan」のカバー写真を新調しましたのでお知らせ。

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これはフランスからこの日本のグループのためにBLUE FROG ROBOTICの中の人が作ってこれたものです。和室に佇むBuddy!
嬉しいです!ありがとうございます!

では、また!

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中橋 義博

1970年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。大学時代、月刊ASCII編集部でテクニカルライターとして働く。大学卒業後、国内生命保険会社本社において約6年間、保険支払業務システムの企画を担当。その後、ヤフー株式会社で約3年間、PCの検索サービス、モバイルディレクトリ検索サービスの立ち上げに携わる。同社退社後、オーバーチュア株式会社にてサービス立ち上げ前から1年半、サーチリスティングのエディトリアル、コンテントマッチ業務を担当する。2004年に世界初のモバイルリスティングを開始したサーチテリア株式会社を創業、同社代表取締役社長に就任。2011年にサーチテリア株式会社をGMOアドパートナーズ株式会社へ売却。GMOサーチテリア株式会社代表取締役社長、GMOモバイル株式会社取締役を歴任。2014年ロボットスタート株式会社を設立し、現在同社代表取締役社長。著書にダイヤモンド社「モバイルSEM―ケータイ・ビジネスの最先端マーケティング手法」がある。

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