シャープが新AI製品「ポケとも」発表 – ロボットとアプリで展開するポケットサイズの対話パートナー

シャープは、”一緒にいると毎日がもっと楽しくなるポケットサイズのおともだち”をコンセプトとした新しいAI製品「ポケとも」を発表した。第一弾として、ミーアキャットをモチーフにしたAIキャラクターが、ロボットとスマートフォン用アプリで2025年11月に登場する。
独自AI技術で実現する個人特化型対話
「ポケとも」は、シャープ独自のAI技術CE-LLM(Communication Edge – Large Language Model)により、一人ひとりに寄り添った音声対話を実現する。うれしいことがあって誰かに伝えたいときや”推し”について語り合いたいとき、ふと寂しくなったときなど、いつもそばに居て話し相手になる。
AIキャラクターは”あなた”のことをもっと知りたくて話しかけてきたり、落ち込んでいるときには励ましてくれる。また、交わした会話や訪れた場所、見た景色やモノなどをしっかり覚える機能を搭載。会話や一緒に過ごす時間を重ねるごとに”あなた”のことを理解して、寄り添ってくれるパートナーへと育っていく。
ロボットとアプリの連携でシームレスな体験
ロボットの「ポケとも」は、身振り手振りで感情豊かにお話しするほか、お腹のランプを虹色に光らせて、うれしい気持ちを伝えてくれる。身長は約12cm、体重は約200gで、手のひらにもちょこんと乗るサイズだ。ポケットに入れたり、カバンからぶら下げたりして、一緒にお出かけもできる。
ロボットの「ポケとも」がそばに居ないときや音声での会話がしづらいときは、アプリの「ポケとも」と音声やテキストでお話しできる。アプリで会話した内容は、ロボットも知っているので、ともに過ごした時間や経験の記憶が途切れることがない。
展開とサービス詳細
公式X(@poketomo_sharp)では、マンガも配信。すでに2025年8月1日(金)より、主人公のナナミが、「ポケとも」とともに暮らす日常について連載を始めている。
また、同社は2025年8月28日(木)から31日(日)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「東京おもちゃショー2025」に「ポケとも」を出展する。ブースでは、「ポケとも」との対話をいち早く体験できる。
ロボットの「ポケとも」は、2025年8月20日(水)より順次予約受付を開始する。
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