「HSRハッカソン2015 in MEGA WEB」(発表会前半)

先日「HSRハッカソン2015 in MEGA WEB」の初日の模様についてレポートしました。
約28時間という時間の中で、どんな「HSR」のアプリケーションが完成したのでしょうか?今回は発表会の前編です。

前々日の13時30分から始まったハッカソンもいよいよ大詰め。各チームが実際に「HSR」を動かして成果を発表します。

発表会の会場は開発をしていたフロアではなく、2階の「グローバル ディスカバリーゾーン」にある「トヨタスマートライフエクスペリエンス」です。
ここは『人と家とクルマとロボットが、やさしくつながる未来のライフスタイルを体験できる』とのことで、家のセットが組まれています。
トヨタスマートライフエクスペリエンス

この発表(プレゼンテーションと実際の動作)を見て、審査員並びに参加チームの各リーダーが点数を付けて優勝チームを決めていきます。持ち時間は各チーム10分となっており、時間が経ったら強制的に終了となります。
HSR2-2
某チームさんに採点表のシートをこっそり見せて頂きました。
各評価項目に1〜5で採点をするというものですね。

発表は前半と後半に分かれており、前半はA→E→B→Fのチーム順で。休憩を挟んで後半はC→D→G→Hというチーム順での発表となっています。

実際に思ったとおりに「HSR」が動いてくれるのか、見ているこちらもドキドキです。

トップバッターはAチーム「豊橋技術科学大 行動知能システム学研究室」
テーマは「3分クッキング」。「HSR」が野菜炒めを作ります。とは言え、さすがに全て「HSR」が出来るわけではないので、野菜を切るところは人間の作業。そこからが「HSR」の担当です。
野菜を切り終わってまな板を持ち上げると「HSR」がフライパンを差し出します。そこに切った食材を入れてしまえば、色で混ざり具合を判断して最後はお皿に移してくれます。
Aチーム発表
しかし途中でトラブル発生。「HSR」が動かなくなり、残念ながら途中で無念のタイムアップに…。

2番手はEチーム「NICT」
約700万人いる買い物弱者の方に向けて、無くなりそうな消耗品を先回りしてお知らせし、不在時においては代理で荷物を受け取れるというシステムです。これのポイントは、商品のバーコードを読み込みインターネット上にある情報を取得し、実際家の中にある物との重さを比べて、軽かったら注文を促すアラートメールを送るというものです。Eコマースなど「HSR」とインターネットを通じて外部と連携するという点がもう一つのポイントです。
バーコードを読み取るのもさることながら、「HSR」が寸分の違いなく重さを測れることにも驚きでした。
発表会 Eチーム
実際にバーコードを読みつつ、掴んで実際の重さを測ろうとしているところです。

3番手はBチーム「UT−HACKs」
「ロボットアプリのプラットフォームが無いのでは?」というところから始まり、AppstoreやGooglPlayの様なアプリプラットフォーム「App Robot」のパイロット版と、そのプラットフォームから落とせるHSRアプリの「Dance With Me!」を作成しました。
ダンスも単純に「HSR」が勝手に踊る訳ではなく、「HSR」と一緒に踊ることが出来るというものになっています。
発表会Bチーム
このダンスですが、ただ踊っているのではなく相手の距離まで判定して踊っているとのこと。つまり「HSR」がエスコートしているとのことです。

前半最後はFチーム「KIT Robotics」
「HSR」を使って家の中で散歩することで、お年寄りの体力の減退を遅らせるということを目的としています。ただ家の中を1人で歩くとどうしても楽をしてしまいがちなので、「HSR」が誘導をするようになっています。とは言え、屋内だと風景が変わらずモチベーションも上がらないので、ヘッドマウントディスプレイを付けることであたかも外を歩いている感覚を得られるというものを目指しています。
楽をさせるのではなく、多少厳しくても歩いてもらって体力を維持するというのは大事だと聞いたことがあります。
しかし残念ながら時間が無く。今回は顔を検出することと手を繋ぐことだけとのこと。
発表会Fチーム
とは言え、しっかり散歩することが出来てました。

長くなってしまったので、この辺で。
後半に続きます。

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ぱっぺー☆あさひ
ぱっぺー☆あさひ

衛星放送、インターネットなど時代の先端の端っこにいて、今はロボット業界に身を置いています。 ロボットスタートでは広告営業をメインにしていますが、ロボティクススーツを着ることでロボット型人間『ぱっぺー』に。 近頃頑張っているアイドルを見ると泣いてしまう。HKT48、NGT48、=LOVEが気になっています。 長年の夢だったTBSラジオデビューを果たしました。 クリスマスは今年も一人かも知れないと不安しかありません。