花じゃなくて、ロボットが音に合わせて…〜Pepperロック
一昔前に一大ブーム
「フラワーロック」って知っていますか?
タカラトミーさんが1988年に販売したオモチャで、音に合わせてロックな花がクネクネと動くというものです。これが、大ヒットとなり、一般家庭から店舗のディスプレイ、果てはちょっとオシャレなバーなんかにも置かれていました。
音に合わせて動くということで、喋り声や、手を叩く音にも反応するのですが、一番顕著なのが音楽。音楽に合わせてなんとも言えないようなクネクネとした動きをするというのが、今で言う「キモカワイイ」的な感じでヒットしたのでは無いかと思っています。
「フラワーロック」は約20センチなのですが、相当インパクトがありました。今回紹介するアプリは、「Pepper」で「フラワーロック」な動きをさせるというもの。約6倍のインパクトは相当なモノがありました。
モード付き、セーフティ付き
起動するとスタンバイ完了です。
あとは、「Pepper」に何か音を聞かせれば動き出しますよ。
モードは「ランダム」「ウキウキ」「サボテン」「応援団」の4つ。
途中で切り替えることももちろん可能です。
止める時は、頭を触ることでストップできます。
先ずは「ランダム」モードから。
デフォルトはこのモードになっています。各モードからランダムに踊りますよ。
各モード共、目やスピーカの周辺の色も変わります!
これが「応援団」モード。
よく応援団がやる「フレ〜〜フレ〜〜」をモチーフにしている感じです。
「サボテン」モード。
まるでサボテンの様に(?)左右の腕を垂直にして、腰も右に左に動きます。
印象は、某ロールプレイングゲームの「サボ◯ンダー」でした。
そして「ウキウキ」モード。
個人的にはゴーゴーダンスの様に見えました。
音が暫く止んでしまうと「ちょっとこの体制辛くなっちゃった」と言って強制的に終了となります。
変な体制のままでサーボに負荷がかかって故障にならないような配慮も入っていました。
威圧感が半端ない
やっぱり、「Pepper」が動きまくると威圧感が半端ない感じでした。
レビューを録画しているのが室内ということも要因の一つだと思うので、お店の店頭などのオープンスペースでしたら、それほど威圧感を感じることはないかも知れません。
でも、大事な話(商談や別れ話)をしている時に、横で「Pepper」が動くのはちょっと…。曲に合わせて動いて貰うのが一番良い使い方かも知れません。
ソフトバンクロボティクス株式会社